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2005年10月27日 (木)

すばらしい韓国の食事24 トンテジバーベキュ

2002_0403olddica20020 2002_0403olddica20019                     トンテジバーベキュー 

 明洞の有名店「栄養セント」の名物は「トンタk電気クイ(丸鶏電気焼き)って言いまして、機械で脂を落としながらカリッとした皮の状態に焼き上げるもの。浅学をお詫びしないとですが、「トン」てのはたぶん、丸ごとという意味だと思います。「テジ」は豚、、、直火で焼く肉をバベキューと呼ぶようです。

 これは、、、日本でも地方へ行くとありますよね?4と9の日とか、3と8の日とか、5日おきに立つ、移動市場、そんな韓国の5日市の中でも最大規模と言われる「モラン(牡丹)市場」のときに開設される屋外食堂のひとつでの食事です。右の写真、美味しそうでしょう?

 この日は平日、かつ早めの時間だったので、焼いている肉は割合少なめでしたが、土日に市日が当たるときは、豚の半身丸ごとだったりします。モーターでゆっくりと回転する機械で、時間をかけて遠火の炭火できつね色になるまで焼かれる豚、、、とても美味しいです。     好みはありましょうが、韓国の牛、韓牛という国産の高級牛でも日本のように霜降りではなく、柔らかくもなく、割合噛み応えのある赤身だったりします。人から聞かれるたびに、「韓国は豚が安くて美味しい」と説いて回る私です。

 焼き上がった豚肉は、皮をはぎ、注文ごとに包丁で切り、それを各テーブルのカセットコンロのアルミホイルを被せた網の上で再度、少し焼いて、いただきます。つけだれは、やはり、あの「アミの塩辛」でした。最初はわからなかったので、肉だけだと思っていましたが、あのいい色した皮も食べたいと思い、お姉さんに聞いてみたら、「それなら言ってくれればいいのに」とのことで、後からサービスでもらいました。しかし、、、茹でて柔らかくした豚皮とは違い、生のものをただよく焼いただけの豚皮はパリパリではありますがとても堅く、、でも、ゆっくり噛みしめると美味しい、、そんなでした。

 この市の日には、この店だけでなく、いろんな仮設食堂、ホルモン焼きやら、川魚料理、うずらの丸焼き、それに、普通のソウル市内でも見られるような屋台など、市場へ来る人、市場で働く人のために、店ができ、賑わいます。また大道芸しながらの物売りにも人垣ができます。もちろん、市場の見物だけでも面白いです。 

 何度かソウルへ行って、自分で地下鉄に乗れる人で、4か9の日に半日時間があれば、この城南市のモラン市場、行ってみる価値はありますよ。地下鉄モラン駅で降りれば、人の波はみなこの市場へ向かっているので、場所はすぐわかるでしょう。 4か9です。それ以外の日に行っても、だだっぴろい川を暗渠にした駐車場でしかありません。

 またこの、モラン市場のことは、改めて紹介したいと思います。じゃ、よい韓国を!!

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