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2005年10月23日 (日)

すばらしい韓国の食事12 オルゲンイヘジャンクッ

2001_1102olddica10039  これ、オルゲンイヘジャンクッとも言います。オルゲンイはカワニナのこと、正式名はタスルギと言い、タスルギクッと呼ぶ場合もありますが、地方ごとの呼び名があるようで、これは、忠清北道の地方都市、忠州という場所で食べたものです。

 日本では寄生虫の中間宿主、ということになっていて、どうも、田んぼの泥の中にいるイメージで気持ち悪い感じ。地方によっては茹でて食べるかもしれませんが、韓国ではこのカワニナ、タニシとともに、食べる貝のひとつです。ソウルでも、これも、ゲテモノになりますが、カイコのサナギと一緒に、街角で茹でたカワニナを売っていたりします。紙コップに入れてくれて、つまようじでいただくものです。

 写真では見たことがありましたが、あの青緑のは何なんだ?と思っていました。実際目の前に現物が置かれて、わかったのですが、カワニナの貝の中身、特にキモの部分が青かったのでした。水がきれいな地方の名物、ということですが、ひとつひとつ、茹でて、針などで身をほじくり出す手間がかかった料理のようです。ですので他のスープものよりも、少し高い、確か7000Wでした。でも、この1杯でも、100以上のカワニナが使われていたと思います。

 味は、、、貝の味。わずかにやはり川の貝特有の泥臭さみたいなのはありましたが、美味しくいただけました。日本でも韓国でもそうですが、酒飲みの肝臓にはシジミがいいと言います。でも、このオルゲンイも、なかなか肝臓強化にいいとのことです。ソウルではあまり見かけませんが、地方へご旅行の際には、お試しください。かなり小さい都市、なんか、おかずも、見た目はあんまりですが、量がたっぷり、韓国の食を堪能できました。

 美味しかったです。

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