すばらしい韓国の食事19 ケブル
左は生きている状態、右は調理されたもの、美味しくてだいぶ食べてしまった後の写真です。
最近では韓国好きのホームページ、いくらでもありますので、検索すれば写真もたくさん出てきますが、私も実際に食べるのが大好きなので、アップしてみます。日本での名前はユムシ。鯛釣りの高級餌でもあり、親指ほどの大きさのものが100円前後で大きな釣具屋へ行くと売られています。韓国で刺身店、鮮魚店などで見かけるのはもっとずっと大きく、直径3,4センチ、長さ25センチなんてクラスもあります。ナマコと同じように管状の身体。腔腸動物というのかな?とにかく、片側が頭で、口があって、反対の端にお尻の穴がある。そんな生き物。色は、この写真のように薄いピンクのものが中心ですが、産地によるのでしょうか?赤っぽいもの、茶色っぽいもの、紫がかったものなど、いろいろです。
刺身屋のおまけの刺身のひとつだったり、市場の魚屋で生きているのをさばいてもらって持ち帰って食べたり、その場で食べたり、何度も食べていますがとても美味しいです。貝に似ている感じの食感。磯臭さもあまり無く、ナマコなんかよりもよほど食べやすいものです。
女性の美容にも良く、男性の精力増強にもいい、と言われていますが、効果のほどは、、わかりませんでした。人気があるせいか、結構高価で、写真のやつは、地下鉄2号線新堂駅北側の中央市場メイン通路の刺身屋台で食べたものですが、交渉して、ケブル刺し、付きだし、焼酎1本で20000Wでいただきました。他の屋台でもつきだし無しで1人前10000Wとか、市場で買う場合でも小さいの5匹で10000Wだの、安いものではありませんが、とにかく珍味。実際に美味しい、刺身です。
一度魚屋でさばき方を見せてもらいましたが、生きているのの両端を包丁で切ると、中から海藻のくず、黒褐色のものが出てきますので、包丁でしごいて全部出し、よく水洗してからいただきます。日本の釣具屋で買って、一度家で、、と思っていますが、なかなかできません。
写真ではつきだしの鶉の卵などが見えますが、黄色いのは生のサツマイモ、むこうではつまみとしても、おかずとしても、よく出てくる食品のひとつです。
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