すばらしい韓国の食事18 釜山名物テジクッパッ
この写真は釜山名物の「テジクッパッ」です。何度かスンデクッの項で出てきた名前ですが、やはり豚の骨、内臓、頭の肉、などを煮込んだ豚骨スープかけご飯ですが、スンデクッと違うのは、プサンでは普通の肉、たいていは皮付きばら肉が入った、豚骨スープかけご飯がある、それがこの「テジクッパッ」です。
テジ=豚
クッk=汁
パp=ご飯
白くにごった豚骨スープの中にご飯が沈んでいて、その上に、厚切りの豚皮付き肉(店によっては皮なしもある)がどっさり。そこに、右上に見える細ネギのごま油和えみたいなのを好みで入れて、塩で味を調えていただきます。朝ごはんに最適のメニューと言えましょう。何度も豚には必須と書いているアミの塩辛(セウジョッ)も、真ん中に見えています。赤く見えるのは、南部で気温が高いせいで、腐敗を防ぐために唐辛子を加えてあるのだと思われます。
たいてい同じ店に「内臓(ネジャンg)クッパッ」もあります。内臓の美味しさが知られている韓国、、、肉入りのテジクッパッよりも、内臓入りのネジャンgクッパッのほうが、この店では500W高かったです。南浦洞の精肉店に併設されたテジクッパッの店。24時間営業でした。ソウルではかなり聞き取ることができる隣のテーブルの韓国人客同士の会話も釜山では、、、「まるで外国語」のように聞こえる、、、でも、それも、旅の面白さのひとつかもしれません。
釜山ロッテホテルのある新しい繁華街西面(ソミョン)の市場にもこのテジクッパッを出す店が並ぶ一角があります。店の前に大釜。24時間豚の肉、内臓、骨を煮続ける湯気が上がっています。韓国人の元気の源、みたいなものが感じられる通りです。
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