すばらしい韓国の食事28 たまには有名店にも行くよ
韓国の良くない点として、「観光観光しすぎるところ」が挙げられます。
自動車を作るとか、船を作る、電子製品を作るには、かなりの資本投下と研究が必要。でも、自然とか既存の史跡、古跡、建築などをネタにする観光産業は、そんな大々的な資本も必要ないし、要は、比較的簡単にできる産業だと言えます。「観光客からお金を儲けよう」と、これは、商売ですからいいのですが、それが行き過ぎると、、、ちょっとイヤだなと思います。そういうのがイヤだから、一生懸命言葉も学んで、自分で歩いてきたとも言えます。
ですので、ガイドブックに出ているような有名店にはあまり行かない私なのですが、何度か通っている有名店があります。その中のひとつが、この写真、ウォンハルモニポッサム本家です。それこそ何十回と通っている黄鶴洞から小さな峠ひとつ越えた場所にあるのですが、ソウルの人なら知らぬ者のいない、名店です。バリエーションは少しありますが、基本は、茹で豚とキムチ。上手に、柔らかく薄味で調理された豚肉にアミの塩辛をつけ、甘めに漬かった発酵の少ない特製キムチと一緒に食べるだけです。脂の少ない代わりに、筋のゼラチンが豊富なすね肉と、皮付きのばら肉が写っていますが、私はゼラチンねっとりの皮付きばら肉が好きです。こうして、打っていても、、唾液が湧き出る美味しさです。
写真を見ても、こういうふうに文章で読んでも、食べてみないとあの味はわかりません。値段もそんなに高くないし、場所がちょっと、中心部を外れますが、誰にでも勧められる味。ポッサムという割合地味な豚肉料理を含め、ソウルへ行く人全員に知ってもらいたい店です。
場所など、簡単に検索できると思います。ウォンハルモニポッサム本家、です。
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