« すばらしい韓国の食事20 コグマピザ | トップページ | 2005年10月26日  »

2005年10月25日 (火)

すばらしい韓国の食事21 広蔵市場の屋台

2005_0921newdeca20207 広蔵市場の屋台

 1号線鍾路5街駅から南へ少し、東大門市場の一部みたいになっている広蔵市場。斜めに交わる十字路が中心で、そこから東への100mくらいは豚足、スンデ、モリコギ、そんなのの屋台がたくさん並んでいる。

 1番人気は近くに固定店もある「ハルモニスンデチプ」、いつも満席。最近はもう少し十字路寄りの丸顔のおばさんの店によく行く。これは、左半分が「テジコプテギ(テジ=豚。コプテギ=皮)」右半分は「ホパ」、というもの。

 テジコプテギは豚皮を柔らかくなるまで煮込んで、甘辛く味付けたもの。脂肪はすくないがゼラチンの塊。ねっとりした旨みがいい。ホパは牛の肺。大阪のじゃんじゃん横丁、沖縄料理の丸徳ホルモンの煮込みにはこの牛の肺入っているが、東日本ではあまり見かけない。スポンジみたい、と思っていたが、案外しっかりした、でも、全体に柔らかいモツだ。これも、醤油中心で煮込まれている。薄茶の塊は一緒に煮込まれたダイコン。右のステンレスのおわんは夏の風物詩「ヨルムキムチ」、間引きした青菜のキムチだ。さわやかな味だ。

 屋台によって値段は多少違うが、大体は、1人前3000W。私は半々で1人前にして、と頼んで、混ぜてもらう。昼間から焼酎飲んでるお客さん、マッコリ飲んでるお客さん。買い物に来てちょっとククス(麺)を食べているおばさん。いろんな人がいろんなものを食べている市場の屋外食堂。他に、野菜ご飯の店、海のものの店、屋台以外にも市場に来た人、市場で働く人のための食堂、屋台たくさん。ああ、韓国って、なにはともあれ食い物に関しては実に豊かな国だな、と感じる場所だ。

|

« すばらしい韓国の食事20 コグマピザ | トップページ | 2005年10月26日  »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: すばらしい韓国の食事21 広蔵市場の屋台:

« すばらしい韓国の食事20 コグマピザ | トップページ | 2005年10月26日  »