すばらしい韓国の食事61 ナクチビビンバッ
テナガダコ、日本では、イイダコ混同している本もありますが、九州地方ではわずかに獲れる、非常に手と言うか足が長いタコで、前に書いたように、活けのやつは、干潟の穴に潜んでいるのを1匹ずつ穴を掘って捕まえると言う方法が主であるため、かなり高い食材のひとつです。死んだ、大き目のものはけっこうそこいらの魚屋でもみつかりますし、それほど高くはないので、輸入物なんかもあるのかもしれません。
生きている状態の写真は10月30日アップの「すばらしい韓国の食事32」をご覧下さい。
この写真はナクチビビンバ(ナkチビビmバッp)、多くの韓国人が韓国料理の中で最も辛いメニューと言う、「ナクチポックム(ナkチポックm)を野菜といっしょにご飯に食べて混ぜていただくものです。このナクチポックム、テナガダコ唐辛子炒め、という感じの料理ですが、ソウルの旧市街武橋洞、茶洞あたりにそれを売りにする専門店がたくさんありました。でも、最近は再開発でかなりの店がなくなっていますが、韓国サラリーマンの大事な酒の肴という感じで、辛くないチョゲタン(チョゲ=貝、タンg=湯、スープ、主にモシチョゲという、日本ではあまり食べない貝の薄味のスープ)と一緒に頼み、「あー辛い!」と言いながら焼酎や前記の貝のスープで口を洗いながら食べる料理で、若干の青葱なんかは見えますが真っ赤なタコの炒め物です。で、このメニュー、けっこう高級品で1皿2人前20000Wだのしますので、1人だと難しい、というわけで、1人の私は茶洞(韓国観光公社ビル裏手)の専門店で「ナクチビビンバ」として楽しんでいるわけです。
付け合せは、白菜キムチ、青菜のキムチ(ヨルムキムチ)、タクアン、豆もやしのナムルに豆もやしのスープ。これはすでに混ぜた状態です。
スープを飲んでみると、冷たいのです。なんでか?はすぐにわかりました。「韓国一からイ料理」の評判どおり、ナクチポックムはご飯や野菜と混ぜても超辛い味。その辛さを和らげるために、、、生ぬるいもやしスープがあるのでした。ちょっと高め、7000Wとかしたかもしれませんが、なかなか、辛いけど美味しい、そんなメニューでした。韓国の人も、食べたときと、翌朝も、「辛い」、そんな冗談のネタになるナクチポックム、、、美味しいですよ!!
元データのメモリーカードが壊れ、読み出しができないので、昔、マイドキュメントに入れた写真です。大きいの、お許し願います。でも、テナガダコの足とかも、よく見えますよ。
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