すばらしい韓国の食事64 飲むご飯 マッコリ
「長寿マッコリ」(マッコルリ、マッコrイ)。ソウルで売られている代表的な銘柄です。もうひとつ、KNTVでも宣伝していましたが「二東マッコリ」も有名です。CMの男優さん、「将軍の息子1」に出てくる鍾路YMCAを根城とする学生やくざ「新馬賊」の親分をやった人なのでよく覚えているのです。「将軍の息子」という3部作の映画、抗日運動の英雄である金佐鎮という人の息子の話、実在の人物が描かれた映画です。そうそう、「天国の階段」だかのシンヒョンジュンのデビュー作です。「ハヤシのオヤブン」といえば韓国の大人なら誰でもわかるという話。その当たり役のため、以後悪役のイメージが着いてしまって困ったとか、どこかで読みました。
韓国へ行ったら、ぜひ味わって欲しい飲み物です。1本1000Wくらいと、安いですし、アルコールも10%以下。酒に強い人でなくても1本は軽く飲めますので、コンビニ、もしくはシュポで買って、宿の部屋でテレビを見ながら、というのもいいものです。安い酒なので、飲食店では置いていない店もあるかもしれません。高麗人参など薬草類なんかをプラスして、付加価値をつけた「トンドン酒(トンドンジュ、トンドンチュ)」なら、民族酒場とか、韓式料理店でもあると思います。壷からひょうたんを割った形のひしゃくであるパガチで、茶碗に汲んで飲むのも一興です。付加価値といっても安いもんですから。ニンジンの臭いがダメな人には、でも、だめかもしれません。
味は、、、カルピスのよう。とにかく飲みやすいお酒です。発酵中の生きている酒ですので、わずかに炭酸が含まれています。甘くて、少し酸っぱくて、でも、カルピスよりもさっぱりした感じ。とにかく、飲まないとわかりませんし、飲めばファンになってしまう人も多いでしょう。空港などで売っている缶のものは、残念ながら殺菌して発酵を止めたもの、あんまりです。横にはできませんが、やはりこんなボトルのか、紙パックのもの、お土産にも好適です。
昔は自分の家で作って、やかんに入れて田んぼまで持っていって間食代わりに飲んだとか、、、ですので「農酒」という呼び名もあるようです。日本でもどぶろくが地域によって解禁されたようですが(特区でしたっけ?)、馬鹿高い値段で、とても飲む気になりません。1本100円のマッコリをがぶがぶ飲みながら美味しい料理を楽しむのは、、、やはり韓国でないといけませんね。
この写真は今年、新潟大学の医局時代の仲間と奥さん、その友人の先生などを案内した際に、明洞の「大原(テウォン)」という食堂で海物湯(ヘムルタン=ヘムルタンg、えび、いか、かに、貝、ミトドkというホヤの子供、野菜、そんな材料が入った辛い鍋、頼めば辛さは調節してくれます 最後にうどんを入れたのがまた美味しいのです)を食べた時のものです。ソウルナビという韓国観光総合サイトの情報で行ってきましたが、明洞=日本人観光客向け=高くて美味しくない、と想像していたのが裏切られた、なかなか良いお店でした。我々も日本人観光客でしたから、店の人、あれはどうだこれはどうですか?なんてお勧めがたくさんありましたが、はっきり断れば問題なく、サービスも良かったです。
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