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2005年11月27日 (日)

すばらしい韓国の食事67 東大門食堂コルモク

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 前に、ソウルの中心部、鍾路1街、清進洞(チョンジンドン)の南原食堂の「クルビペクパン」をアップしました。韓国人が大好きなイシモチ、、、高級品はクルビといい、霊光(ヨンガン)なかでも、法聖(ポプソン)産が有名ですが、大きいのだと10匹1組で70万Wとか、、、1匹7000円以上という、日本人には信じられない価格になります。本物はかなりしょっぱいけど、ちょっと発酵した感じのクセともいえる旨味があり、フライパンで多めの油で揚げるような感じで焼いていただきます。

 通常、町の食堂で出てくるものは、「クルビペクパン(クルビ定食)」とはいっても、普通に干物にしたもので、本当はチョギと言います。特別高い魚ではありません。でも、サンマ(サムチ)、サワラ、ニシン、サバ(コドゥンオ)、そんなのとともに代表的な韓国の焼き魚に用いる魚です。

 これは、広蔵市場のメインストリート、鍾路に並行して走る細い小路を、東大門市場のほうへずっと行ったあたりにある食堂コルモク(横丁)の店でのチョギクイ(チョギ=イシモチ+クイ=焼く)の写真。市内の一等地にある鍾路の店に比べ、魚はでっかいのに、4000Wでした。わさび醤油につけてもいいよ、という感じのお昼ご飯です。

 おかずは、奥の左からエゴマの葉の醤油漬け(ケンニプチャンアチ)、白菜キムチ、オデン(魚肉練り製品の総称)の炒めたの、中列で、もやしのナムル、ヨルムキムチ(間引きダイコン菜のキムチ)、おつゆはわかめの味噌汁、それに、麦茶がついていました。もちろん、おかずはおかわり自由、でも、これだけで充分、野菜たっぷりのお昼になります。このときはクルビでしたが、他に、焼き魚、サンマでも、さわらでも、さばでも、その日の魚が何種類かありますので、魚を選んで、座れば、ご飯とおかずが出る、そんな食堂です。

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