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2005年12月26日 (月)

すばらしい韓国の食事97 コルベンイの正体はいかに?

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 コルベンイという貝、ふつうは水煮の缶詰になっていて、お土産に何度か買っています。韓国の人はこれが大好き。野菜と一緒に酢コチュジャン(チョコチュジャン)であえ、そうめんを添えて出てきますが、けっこう値の張る酒の肴、主にホプと呼ばれる生ビール主体の店でよく見ます。場所的にはウルチロコルベンイという言葉があるのでソウル市内中心部のものでしょう。

 でも、缶詰の缶には調理された貝の絵しかありませんし、あれだけ大量に消費される貝なのに、、、いったいなに貝なのだろう?と昔から思っていました。

 少し前に、購入した本「ソウルマッサニャン(ソウル、味=マッ、サニャン=狩猟)」という本のコラムに、貝の種類の紹介があり、それがなんとツメタガイでした。2枚貝に覆い被さって穴をあけ、食べてしまうと言う害虫ならぬ害貝ですが、日本ではこれを食べるなんて聞いたことありませんでしたし、市場に出ることもほとんど無いと思われます。でも、魚の名前に関しては立派な本でもかなりいいかげんな韓国、本当だろうか?と内心思っていましたが、この写真、やはりツメタガイです。長いこと悩んでいたことが解決、ちょっと嬉しかったです。

 左手はフィリピン産のエビ、白い大きな貝はたぶんペクハプ、右手、巻貝はみんなソラと総称、赤貝というかサルボウはコマク(コマk)、これも新鮮な醤油漬けが美味しいです。そして、丸っこいつるっとした巻貝がコルベンイ、下に少しだけ、ミトドク(ミトドッk)というホヤの赤ちゃんが見えます。海産物料理の必需品とも言えるもので、噛むと熱い汁が口の中にプチュッと熱く広がるもの、味は間違いなくホヤです。小さいと全部食べられるのですね。

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