すばらしい韓国の食事101 ミトトク
韓国語を勉強していますが、ミトドク、ミドドク、ミトドッ、、ちょっとうまく発音を表せません。海産物の鍋、チム、チゲなどに欠かせない材料です。前にアクチムの話のところでちょっと紹介しましたが、ホヤの赤ちゃんです。普通の大きさのホヤはあの硬い表皮、とても噛めそうにありませんが、こんな小さい状態だと、それでも、けっこう歯ごたえがありますが、歯で噛みつぶして、丸ごと食べることができます。アクチムの場合はいいのですが、海物鍋(ヘムルタン=海鮮鍋)に入っているやつだと、鍋で煮ながらいただきますので表皮が破けたときに中の熱い汁が飛び出し口の中を火傷しそうになる、そんな材料です。
味は、ホヤに似た味、まぁ、ホヤなのですから当たり前なのですが、海の味、悪く言えば磯臭い、そんな味ですが、入っていないと寂しい。そんな食べ物です。
1人での出張の場合、海物湯はとても量的に食べられませんが、似た物に、「トンテチゲ」というのがあります。トンテとは凍太、凍らせたスケソウダラ。それをメインにしたチゲで、街の食堂のありふれたメニューです。スケソウダラの切り身のほかに、ワタリガニ、エビ、そしてこのミトドク、あとはせり、ネギ、そんな野菜が入った具沢山の1人用のスープですが、味的には「ミニヘムルタン」という感じ。5000Wくらいで、1人でも食べることができる料理です。
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