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2005年12月 3日 (土)

すばらしい韓国の食事74 タウナギ(モラン市場にて)

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 タウナギという魚、「魚博士」を自称していた私も、知りませんでした。西日本にはわずかに見られるとのことですが、ウナギとどじょうの中間の大きさ、大きいと3,40センチになり、太さは2センチ以上、住む場所により表皮の色は違うかもしれませんが、写真のものは黄褐色。さらに、頭の部分がすこし太くなっており、蛇のようにも見えます。どじょうのように口呼吸をするとのことで、ぷかっと浮いて口を開いていたり、時々頭を出して呼吸したり、なんともヘンな魚です。これが、川魚専門の店で売られていました。

 その後、ソウル市内の京東市場あたりの川魚専門店などでも見ていますが、どうやって食べるのか?? まだ残念ながら食べたことがありません。

 韓国の魚、、、市場へは必ず行く私が見る範囲では、海のものはほぼ日本と同じです。何度か書いているとおり、イシモチが珍重されること。ヌタウナギ(コムジャンオ)が一般的なこと、日本ではあまり見ない、ニベという、イシモチの親玉のような大きな魚がたくさん売られていること、ハゼクチという、マハゼの親玉のようなでっかいはぜが、たくさん獲れること、それと、サッパ、マナガツオ、そんな、東日本では見ない魚がたくさん売られていますが、西日本の魚たちとは似ています。また、とても美味しい天然の小型の牡蠣、、、佐賀や長崎の北部で、ほぼ同じ物が食べられます。韓国と日本、海は一緒なんだな、と思います。

 でも、川魚は、やはり大陸の続きのせいか、けっこう違う感じがします。ウナギ、アユなど、海から上るものは一緒ですが、この、タウナギとか、メウンタンの材料として珍重されるソガリ(コウライケツギョ)というのは、やはり大陸の魚です。新潟市の水族館マリンピアというところで、「環日本海の魚」というコーナーがあり、そこで、この「コウライケツギョ」にお目にかかったときは中国、満州地方の魚として紹介されていました。川魚もメウンタンという辛い味付けのスープで食べることが多いようですが、やはり1人では食えない料理なので、前の報告したウナギくらいしか、経験がありません。

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