すばらしい韓国の食事134 マポチェデポ 有名豚焼肉店
最近はガイドブックにも出るようになりました。地下鉄5号線孔徳(コンドク)駅すぐ、「マポチェデポ」の豚肉塩焼き(ソグムクイ)です。
初めて行った時はびっくりしました。店を探して歩いて行くと、すぐに見つかったのですが、入り口がどこかわからない。結局細い小路にある入り口までぐるっと歩いて入ります。入ったところがもともとの店なのですが、人気の焼肉店、周囲の店を買い取って、壁をぶちぬいて拡張拡張を繰り返した感じで、立方体の展開図のように多方向に広がった店。行ってみればわかります。
売りはテジカルビと、このソグムクイなのですが、やはりたれ焼きはかなり甘めの味なので、日本人にはさっぱりした塩焼きのほうが合うと思います。テジカルビは文字通り、豚の骨付きばら肉、このソグムクイは多分肩ロースです。一部の本などで「モクサル」という文字通りの首肉(たぶん日本でいうトントロ)と書いてあるものがありますが、多分間違い。何度も行っていますが、いつもこんな厚切りの幅の広い肉が出てきます。写真は1人前程度を最初にコンロに載せた時のもの。
最低2人分からの注文で今は2人前14000Wくらいでしょうか??でも、肉の量もたっぷりだし、味付けも上手。90%の日本人に気に入ってもらえる焼肉店だと考えています。
韓国というとカルビ、というイメージですが、牛はまだまだ高級。また、日本人の好みと韓国人の好み、ちょっと違う感じで、牛焼肉はイマイチ、という感想を持っている方も多いでしょう?でも、豚は、絶対韓国が美味しいです。安くて、美味しくて、楽しくて(女子高校生のバイトの人が焼くのを手伝ってくれます)、ソウルの人なら知らぬ者の無いという感じの繁盛店です。ソウルで、普通の人に、一番自信を持ってお勧めできる焼肉店かもしれません。おおげさですが「今まで日本で食べていた豚は何だったのだろう?」なんて、最初は感じました。
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