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2006年1月 2日 (月)

すばらしい韓国の食事110 鷺梁津でケブル刺し

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 またまたケブルです。見た目は変ですが、ほんと、どんな貝よりも魚よりも美味しいと思います。コリコリしてて、磯臭さがちょうど良く、、、値段が高いからありがたいアワビなんかよりも味は上だと思うのですが、、、

 市場を見学した後、先日本で読んだとおり、「なるべく赤いケブル」を選び値段を聞くと4匹5000W、それじゃぁ、てことで購入し、市場の裏手にある屋台でさばいてもらいます。それだけじゃすまないのでビールの中ビン1本もお願いしたら、おまけに、豚皮の煮込み(コプテギ)も出してくれました。それで7000W。刺身にする手数料が3000Wだと思うのですが、手がかかる魚の刺身じゃないので、ちょっとした煮込みをサービスしてくれたのでしょう。で、ビールが4000Wです。

 生きているときは魚肉ソーセージくらいの大きさだったのに、水から上げるとウィンナサイズになってしまい、4匹でも写真の量。何も言わないと酢コチュジャン(チョコチュジャン、チョジャン)が出てきますので、わざわざ「ワサビカンジャン」と言わないといけません。毒々しい緑色の韓国粉わさびが出てきます。

 となりの卓の韓国人おじさんおばさん4人と話しながらいただきましたが、いろいろマルンアンジュ(乾き物のおつまみ、なつめ、豆、ノガリなど)をくれたり、酒を勧められたり、楽しかったです。むこうが飲んでいるのは「白花(ペクファ、ペッカ)」と言われる清酒。お昼から酔っ払えないので丁重に断りましたが、魚屋の社長さん、ご機嫌でした。茶色い乾燥果実がナツメ、デチュと言います。干物がノガリ、小型のスケソウダラ(助惣鱈)干したもので、焼いて出てきます。

 「清酒=チョンgジュ」、という言葉もありますが、プサンで作られた清酒の名から普及したという「正宗=チョンgジョンg」、という名前のが一般的です。前期の「白花」のほか、「清河(チョンハ)」という銘柄が有名。でも、ちょっと日本人の感覚から言うと、甘すぎて、という感じです。

 マッコルリ(マッコリ)などを正式に「濁酒(タクチュ)」と言いますので、透き通ったろ過酒のことを「清酒」と呼ぶのかもしれません。日本酒(イルボンチュ)という言い方も、少しはあるようです。

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