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2006年1月30日 (月)

すばらしい韓国の食事143 ヨルムキムチの漬け込み

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 キムチ、というと、まずは白菜キムチが誰でも浮かびますが、韓国の野菜、キムチにならないものは無いと言っていいくらい、種類があります。カットゥギ(大根の角切りキムチ、カクテキ、というのは在日焼肉屋用語と言う話です)、チョンガッキムチ(チョンガンムウという、小型の蕪に近いようなきめの細かい大根のキムチ)、パギムチ(葱キムチ、これも、日本の青葱とは違うので、日本にいる韓国人はこれを食べたがるみたい)、カッギムチ(高菜のキムチ、日本の他かな古漬けのような酸味があり、似ている、美味しい)、オイギムチ(キュウリのキムチ、オイソバギ)、コドゥルペギキムチ(たんぽぽ、とされているが、そんなような野草のような野菜のキムチ、これも日本では無い)だのだの、いろいろ。 

 でも、韓国ですごく一般的な割に日本では影が薄いのが「ヨルムキムチ」という青菜のキムチです。韓国へ行ったことがある方なら一度は見るか、食べるかしていると思うものです。材料は大根菜、間引いたダイコンの菜っ葉という話ですが、1年のうち、けっこう長い期間、食堂で、屋台で、頻繁に出てくるキムチで、水キムチ状態で出てきます。汁を飲んだり、葉っぱを食べたり、、、なんか、口の中が爽やかになる感じの食べ物です。昔は、なんか、つまらない感じのメニューでしたが、なんか、、、体にいいような気がする葉っぱのキムチです。

 これは、その最初の漬け込み段階のもの。洗った青菜に塩を振ってしばらく置いているステップ。オイドの刺身屋の店頭での撮影です。よく、山梨ではうどんを打てないと嫁に行けないだか言いますけど、韓国ではキムチを漬けるのが一人前の女性の必要条件なのかもしれません。

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