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2006年2月 5日 (日)

すばらしい韓国の食事148 釜山 チャガルチ市場のコムジャンオ専門店

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 出張はたいてい、格安航空券を利用します。でも、数年前の新型肺炎流行の時に、新潟発でも2泊3日で19800円という団体旅行がありました。お土産屋さんや、免税店に寄らないといけないので、自由な時間が限られることが多いのですが、安い時期は非常に安くなります。

 この冬も、ソウル2泊3日フリータイムで24800円というのがありました。同時期の安売り航空券は航空券だけで46000円前後。これに、空港の往復、ホテル代、やはり安い旅館を使っても6万は行きます。24800円に一人部屋割り増しを入れても4万以下、となると、団体を、という選択もあるかな、と考えたまには利用しています。

 先日、団体の帰りのマイクロバスの中、ガイドさんの「美味しいもの食べましたか?」という質問に、とある男性が「うなぎを食べたけど、日本のうなぎと違ってあんまりだった。切り方はしょうがないとして、身がぷりぷりしすぎて、、違う魚のようだった」なんて言っていたので、ガイドさんに韓国語で助言してあげました。「たぶん、このアジョシが言っているウナギってのはコムジャンオのことですよ。」と。

 前に、鍾路2街、ホテルソンビ近くのポジャンマチャ「カタルシス」の写真、話をアップしましたが、あそこで写っていたオレンジ色の長いやつ、、、それがコムジャンオの皮を剥かれた姿です。普通はコチュジャン味で、タマネギやプッコチュ(青唐辛子)なんかと真っ赤にぶつ切りを炒めるのですが、韓国ではかなりポピュラーな屋台の飲み屋の肴です。しかし、その皮を剥かれた様相が、オレンジ色というか、血がにじんだような、、皮を剥かれた蛇のような状態のため、韓国人でも、「コムジャンオは嫌い」という人も結構います。

 これは、釜山、チャガルチ市場の、埠頭から少し入ったところの問屋というかコムジャンオ専門の店の水槽です。コムジャンオに関しては検索すればいくらでも写真、解説がありますのでそちらもご覧ください。ちょっと生きているのも、、不気味な魚です。

 釜山で、ソウルで、何度かいただきましたが、確かにあのプリプリすぎる食感、、、「もしかしたら蛇の肉ってこんななのかな?」と思わせる感じ、また味も、コチュジャンを強くすればわかりにくくなりますが、新潟でも獲れるヤツメウナギに似た、、ニシンとかでも少しそういう傾向のある「渋み」があります。一度塩味で炒めてもらったことがありますが、それが露骨に出て、、、たっぷりの刻みニンニクとともにいただきました。

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