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2006年2月27日 (月)

すばらしい韓国の食事182 京東市場 オチュッ(魚粥)の店

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 オチュッ、、、オ=魚、チュッ(チュk)=粥です。まだ実際は食べていませんが、川魚料理の店のようです。

 魚粥とネットで検索すると、出てくるのは台湾だのばかり、サバヒーという魚の料理で、そんな感じなのがあるのは知っていましたが、そちらばかりが出てきます。

 これはソウルの京東市場の北のはずれの交差点を渡った角にある「魚粥」の店です。韓国の粥、、、本来は「小豆粥(パッチュク)」と「かぼちゃ粥(ホバクチュク)」くらいしかなかった「健康にいい料理」ですが、最近は「ウェルビーイン(well being)」ブームで、粥の店も増えてきたとか、、、、、、 でも、15000W以上もするあわび粥だの、どうも日本人観光客向け料理のような気がしてしまって、高いのもあり、あまり食べたことがありません。朝飯=お粥、という、台湾、中国観光の影響があるのではないかな?なんて考えています。

 でも、一度だけ、95年11月に、宿を予約しないで行った時、佐世保の前畑先生と一緒にやむなく泊まった370000W(当時の円で55000円以上)の某特1級ホテルのエブゼクティブフロアの朝食でも、あわび粥がありました。本来韓国にあったものなのでしょうかねぇ?面白かったのは、観光客の少ないホテルの特別階、周囲は多くは白人ビジネスマンなのですが、彼らがこのあわび粥のあわびの小片を一生懸命より分けて自分のボウルに取っていたことです。アメリカ人にとっても、あわびはご馳走なのかな、と思いました。

 「魚粥」の話に戻りますが、看板に「プンオチム」というのもあります。川魚、鮒の煮込みです。この京東市場、川魚専門の魚屋も多いので、川魚料理の店なのかもしれません。

 韓国の「チュオタン」というどじょうのスープ、どじょうの形がそのまま残ったものと、ミキサーですりおろしたものがありますが、「魚粥」も後者のような料理法、この、粉々にした魚の肉、骨、そんなのが入った粥なのではないかなと想像しています。日本でも使いますが、川魚の匂いを消す山椒などのスパイスを入れ、味付けした魚の粥、一度食べてみたいメニューのひとつです。

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