すばらしい韓国の食事177 鍾路5街 伝統菓子の店
前にちょっと紹介した「トクチプ(トkチp)」でも、こういうの、見ることができますが、広蔵市場の伝統菓子の店の店頭です。結婚式とか、法事、そんなときに使うのでしょうか??見て楽しむ、そんな感じです。
面白いな、と思ったのは、右上、貝だの蛸だの海老、そんなのを模した形の菓子があること。日本でも目出度い、ということで「鯛」だの、「宝船」だの、そんな形のがあるかと思いますが、タコに貝、、、所変われば、、、というところでしょうか。
左手、干し柿がありますね。冬の韓国、目立つのは栗と干し柿、、、栗は焼き栗にしたり、生でそのままかじったりします。案外渋くなく、うっすらした甘味です。また、ビビンバにも生の栗の薄切り、載っていたりします。有名な全州中央会館とか古宮のにも一切れ、入っています。韓国の料理、味、複雑なもの、混ざったものの美味しさを大事にする感じがありますが、案外、おかずの中にはごくごく薄味の、シンプルな味を楽しむものもあります。この生の栗もそうですし、よく出てくる生のサツマイモ(センコグマ)も、最初はびっくりして、青臭いのじゃないかと思いましたが食べてみると、、案外、臭くなく、素朴な甘味が楽しめます。
干し柿は冬のものですが、尚州が有名だとのこと。京東市場を歩いていて、1つ欲しくなり値段を聞くと、300W、400W、500Wとのことです。まぁ、50円ですので、500Wのをひとつ買い、その場で食べるよ、と言ったら、市場の兄さん、それじゃぁ、美味しいのを選んであげよう、と言ってくれ、実際、なかなか美味しかったです。またその後、この柿は尚州産の最高の品なんだ、と自慢するので、尚州は昨日行って来たよ、と言ったら、ちょっと驚いてくれて、生の栗を1つ、おまけにくれました。そんな触れ合い、言葉ができてよかったな、と感じる瞬間です。
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