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2006年3月 1日 (水)

すばらしい韓国の食事184 1人用のカムジャタン ピョヘジャンクッ

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 最近は観光客にもマート(ロッテマート、Eマート、ホームプラス、ハナロマートなどの大型割引店)が利用されるようになってきました。これは、4号線倉洞(チャンドン、チャンドンg)駅前の大型スーパー、農協ハナロマートのそばの交差点の角にあるカムジャタン専門店での食事です。

 カムジャタン、カムジャ=じゃがいも、タン=湯=スープ料理、ジャガイモと豚の背骨の辛い鍋料理です。東京では90年代後半、大久保の「松屋」という店が始めて有名になりましたが、最近、観光客の間でも安くて美味しい韓国料理として知られてきているメニューのひとつです。

 韓国でも安くて美味しいメニューですので、若者にも人気、、、各繁華街にはいくらでもカムジャタン専門店が、多くは24時間営業でやっています。ついついガイドブック店にばかり集中しがちな日本人ですが、どこで食べても、ハズレはない、そんな料理です。店に入ると、壁のメニューにはカムジャタン、大中小、それだけ、それと別に、ジャガイモの追加、豚背骨の追加、そんなくらいしかありません。小で2人分、中で3,4人、大が、4,5人、でも、上記の通り、ジャガイモとか肉(ほとんど骨)の追加ができますので、適当でいいでしょう。

 豚の背骨をごとごと煮込んだスープに、別に茹でてあったじゃがいもや、ケンニプ、葱などの野菜を加え、トゥルケッ、というケンニプの種の粉、、、結局、炒ったエゴマの実をすったものを降りかけて卓上のカセットコンロで煮ながらいただく、そんな素朴な料理です。店によってはスジェビという、すいとん、これが、練った状態で、ラップに包まれて用意されているのを自分でちぎって鍋に投入してうどんのようにいただく、そんなのも可能、、、韓国料理、鍋のあとには麺を入れたり、ご飯を入れたり、なんでもアリ、そんなのもひとつの長所ですよね。

 前置きが長くなりましたが、カムジャタン、小でも15000Wくらい、2人分の料理、、、1人旅だけど、カムジャタンが食べたい、そんなときに頼むのがこの「ピョヘジャンクッ」です。ピョ=骨、ヘジャンクッ=酔い覚まし、二日酔い防止のスープ、そんなですが、要はカムジャタンのスープに、骨と野菜を入れ、1人用の小鍋(トゥッペギ、トゥkペギ)で煮たものです。いわば、じゃがいも無しのカムジャタンです。サービスでジャガイモを入れてくれた店もありますし、なんなら、カムジャサリ(じゃがいも追加)を頼めば、、、立派なカムジャタン、味は一緒です。カムジャタンの店ならたいてい、このピョヘジャンクッはありますので、1人の時はこれで、ごはんにするのも、いいもんです。5000Wでした。

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