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2006年3月21日 (火)

すばらしい韓国の食事196 広蔵市場 コヒャンチプ 盛り合わせアンジュ

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 お待たせしました。韓国好き、内臓好きの方ならわかっていただけると思います。5000Wの、盛り合わせです。スンデ、モリコギ(豚の頭を煮上げたもの)、豚耳、肝(ゆでたレバー)、そして右側半分近くを占めるのが「セッキポ」です。

 前に光州の話で、光州川そば、光州公園入口の屋台群、正面に並ぶスンデクッの店の話を書いたと思いますが、その光州名物でもあった「セッキポ」、今回、しっかり話を聞いてきましたが、「経産雌豚の子宮」とのことでした。日本でもコブクロはだんだん一般的になってきましたが、日本で肉にされる豚の多くは100キロ弱の若い豚です。ですので、コブクロといっても、未発達でせいぜい、生の状態で太さ20mmにも足りないものばかり。ところがこのセッキポは、子供を生んだ雌豚の子宮ですので、太く、厚く、とても歯触りがよく、味も上々。次回も、必ず食べたい、そんな美味しさでした。実際には外側なのですが、管状の子宮の内面が褐色になっています。それが「セッキポ」証拠なのだと思われます。

 肝は、特筆すべきものではない、街角屋台の2000Wのスンデでも食べられますが、モッリコギは店毎の味付けがあります。同様の酒を飲ませる屋台がたくさんあるのは東大門寄りのほう。少しだけ清渓川路側に固まる酒の屋台の中のこの「故郷チプ」、なかなかのいい店でした。

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