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2006年4月17日 (月)

普通の韓国を探して488 江原道太白 車窓風景

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 韓国の汽車、大好きです。バスの便利さもわかってはいますが、使えるのであれば汽車で移動したいと考えています。

 前にも書いたとおり、韓国の田舎、拍子抜けするくらい日本の農村風景と似ています。基本は米、ということは田んぼ、その点が共通しているので当たり前かもしれません。よく見ると唐辛子の畑が多いこと、、、それくらいでしょうか、違いは。果樹が多いのも一緒、また、ビニルハウスが多いのも一緒。違うのは古い韓屋の屋根と、、、田舎でもたいていは、棟数は少ないもののアパートがあることくらい、そんなふうに思います。

 でも、この太白市あたり、平らな土地が少ない上に、鉱業の衰退で、人口が減っているせいでしょうか、新しいアパートとかがほとんどありません。住む人が減っていれば、当然なのかもしれませんが、他の韓国の田舎と、ちょっと違った感じでした。昔は人が多く、それなりに栄えていたのでしょうけど、今はどんどんさびれて来ている、そんな寂寥感の漂う町でした。

 韓国語で「パンジャチプ」というのがあります。「板子チプ」という漢字語と固有語の組み合わせじゃないかと思うのですが、「あばら家」、「ぼろっちい家」というような意味。日本語で「板子一枚下は海」だの、そんな使われ方をしますが、こういう感じなのかな?と思いながら見ていた風景です。

 手前、川のコンクリート壁、岩などが錆色なのは、炭鉱、鉱山とかのせいなのでしょう。

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