普通の韓国を探して470 パンアッカン 日本には無いお店
新潟韓国教育院の授業で教わりました。韓国には「パンアッカン」という店があること。この写真は慶尚北道、尚州の街中にあったパンアッカン、「尚州紹介」とその前に置かれた自転車です。右手、戸に書かれた青抜きの文字は「サル」、米のこと。下は「コチュ」、唐辛子です。
秋に韓国を旅行していると、あちこちで道路や庭先に大型の韓国唐辛子を干す風景が見かけられます。なかなかきれいな色の写真が撮れます。そんな、収穫して干した唐辛子を粉にしたり、胡麻を持っていってごま油を絞ってもらったり、米を精米してもらったり、そんな仕事がこの「パンアッカン」です。もちろん、店でごま油や唐辛子を加工して売っているのもありますが、従来は自分の家の穀物などを持っていってひいてもらう店、そんなところでしょうか?
習った後の韓国行き、ソウルから群山、渡し舟で長項。もったいないけど、セマウルで保寧、バスで大川港、フェリーでいくつかの島を経由して安眠島のヨンモクという場所へ行きました。ヨンモクの小さな港で豊富な西海の海の幸を見て、特製刺身丼(フェトッパプ)を食べ、階段を上った上のシュポの前のバス停からバスで安眠の邑内(ウムネ)へいきました。そこで、バスターミナルの前にあったのがパンアッカン。なんだか嬉しくて日本に国際電話して旅行の途中報告をしました。 韓国語をやっていて良かったな、と思うひと時です。
韓国に長くいると、言葉もなめらかに出ますし、苦手の聞き取りも少し向上する感じ、、、旅行直後の学院の授業でもそんなことを感じることができます。人間の耳、不思議なものです。
| 固定リンク
コメント