すばらしい韓国の食事207 ケボクチ(マンボウ)の肉
これも浦項(ポハン)の市場での撮影です。食べ物博士、韓食博士、韓国博士、魚博士を自称する私も初めて見たのでわかりませんでした。
最初は蒟蒻の出来たてかと思ったのですが、蒟蒻のように均質ではなく、ところどころ軟骨様の部分がありましたので、鮫か、エイを煮て作った「煮こごり」様食品だと思いました。韓国の食べ物を研究している日本の博士(これは本当)だと自己紹介、何で作ったものなのか?店のアジュマに聞いてみました。魚であることは想像でき、前記のように、鮫?エイ?と聞いたらば、「ケボクチ」という答え。常に持参のノートに書いて、綴りを確認してもらい、戻ってから調べたら、なんと、ケボクチとはマンボウ、これ、マンボウの肉でした。
日本でも千葉、紀州方面などで漁獲され、その身はぶよぶよしていてコンニャクそっくりだとは聞いていましたが、まさに不定形にカットされると、とても魚の身とは思えません。以前、新潟市内の寿司屋で、「マンボウの胃袋」として軽く塩焼きしたのを出してもらったことがありますが、あれは、まるで動物性の肉そっくりの味、歯ざわりでしたが、このマンボウの肉、いつかきっと食べてみたいと思います。
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コメント
マンボウ!?
日本ではお肉なんて無いですよねぇ?
でも、マンボウの肉なんてどんな歯ごたえなのか
気になりますよね…(^^;
また大阪の不動産カフェのblog
紹介しているんで是非ご意見など
頂けたら嬉しく思いますっ☆
投稿: 森下@BENELOP | 2006年5月19日 (金) 18時16分
こんばんは
コメントありがとうございます。マンボウですが、本文に書いたように、千葉、三重、和歌山なんかでは市場には出回らないまでも、けっこう食べているみたいですよ。胃袋だかは、ほんとうに美味しかったです。通販無いかな???
大阪といえば、西日本全体でしょうか?「ノレソレ」ってありますよね?アナゴの稚魚だといいますが、透明でとろけてしまいそうな薄っぺらい魚。不思議とこちらでは見ません。京橋の居酒屋で食いましたが酢醤油の味しかしませんでした。
そういえばハモもこれからですね。うちの子は私がいろいろ小さいときに食わせたので酒の肴っぽいのが好きになってしまって、、、、、、ハモの落としなど大好物です。たまに地魚の店で見かけて、自分で骨切りの真似事をしたりしています。そうそう、「包丁研ぎ」も私の趣味のひとつです。関西ファンですので、「有次」のファンでもあります。
投稿: とうちゃん | 2006年5月19日 (金) 19時02分