すばらしい韓国の食事222 広蔵市場 故郷チプのセッキポでマッコルリ
好きな店ができると、行く度に顔を出したくなります。店の人が顔を覚えてくれているとなお嬉しいものです。大抵、日本人離れした韓国語を使う、ということでどこでも覚えていてくれる私ではありますけど。
東大門の市場、狭義の東大門市場は東大門の前の四角い建築ですが、その周囲、それこそ、数平方キロにわたり、いろんな店が入るビル、一般商店が並んでいます。生鮮食品が手薄ではありますが、それ以外は、それこそ、何でも売っているのが東大門市場コンプレックスです。鍾路5街駅そばの広蔵市場も、東大門市場の西端。そこから鍾路の一本裏手、けっこう食堂がたくさん並んでいます。有名な「チンハルメ元祖タクハンマリ」、昔はガイドブックの常連店だった「牛村カルビ」、その他、犬肉の店もあれば、焼き魚定食の店が集まるあたりもありますし、東大門駅そばには総合食堂の老舗「珍古介(チンコゲ)」もあります。
これは、広蔵市場、「斜めの十字路」からチョンゲチョン方向に少し行った通路の真ん中の中洲にある「故郷チプ」のセッキポ、子供を産んだことがある雌豚の子宮です。前にも、盛り合わせを紹介しましたが、今回はセッキポだけ、切ってもらいました。スンデなんかと一緒に置いてある内臓茹で肉、注文を受けると、手際よく包丁で切り、うどんなんかを茹でる鍋でさっとゆがいて温めて出してくれます。茹で肉は塩、モリコギ、チョッパルなど味付け豚肉料理はセウジョッのたれでいただきます。キムチとオデンの汁はサービス。焼酎は酔っ払うので昼間は大抵マッコルリでいただきます。
おばさん、それ、何?とか尋ねると説明してくれて、少し切って味見させてくれたり、、、もう少し食べたいから1000W分、追加で切ってよ、とかも頼めますし、いろいろ融通が効くのが韓国のいいところです。そんなふうに客の相手をしながらも、客引きにも一生懸命、、、韓国の市場の女性、本当に働き者です。この次はなんかお土産でも持って、また訪問したいと考えています。
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