« 普通の韓国を探して562 普通のソウルの下町 | トップページ | 普通の韓国を探して563 浦項市の浦項港 »

2006年6月13日 (火)

すばらしい韓国の食事220 春は山菜の季節

2006_0610newdica620030

 何度か、「ロッテの地下食品売り場、野菜のコーナーを見てください」と書いていますが、野菜の種類、日本以上にいろいろです。これは、半分山菜とも言える野草の類が、かなり栽培されて、市場に出ていることも一因でしょう。カボチャの若い、軟らかい時期の葉っぱまで食べるのですから、食べられる草は全部食べる、そんな感じです。60年代までの、春先の穀物が不足してしまう時代の名残なのかもしれません。

 日本同様、最近は栽培もののタラの芽がたくさん市場に出ています。前にも書きましたっけ?「チャムドゥルプ(チャmドゥルp)」と呼ばれ、人気があるようです。日本の技術だという話もありますが、日本で新しく出て、流行った野菜類、大抵、韓国でもすぐに出てきます。最近のものだと、エリンギ。日本でも、アワビタケだの言っていた時期があり、結構高いイメージがあったのが、どんどん安くなり、出回るようになりましたが、韓国もいっしょ。そうそう!韓国、日本以上のキノコ好きの国です。キノコ鍋(ポソッチョンゴル)なんてメニューもありますし、新鮮なものは生でも食べてしまいます。市場やスーパーへ行くと、当たり前のシイタケ、エノキタケ、エリンギの他、マシュルーム(生)も、牛の焼肉の必需品、それに、非常に大きなヒラタケシメジは、ナムルの重要な素材です。

 写真、ちょっと大きくなりすぎた感じのタラの芽、その他、野菜、山菜。春先の韓国はやたらと葉っぱが売られる時期です。奥、小さな根茎があるのは「タルレ(タrレ)」と呼ばれる、ネギとかアサツキの仲間の、野草っぽい小ネギです。ネンイ(ネンgイ)と呼ばれる、丈の低い野草みたいなのとともに、やはり、春の野菜の代表です。

 韓国の市場、とにかく物がたくさんあります。

|

« 普通の韓国を探して562 普通のソウルの下町 | トップページ | 普通の韓国を探して563 浦項市の浦項港 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: すばらしい韓国の食事220 春は山菜の季節:

« 普通の韓国を探して562 普通のソウルの下町 | トップページ | 普通の韓国を探して563 浦項市の浦項港 »