すばらしい韓国の食事214 浦項 竹島市場の鯨の店
東海岸の港町、浦項の市場で食べた鯨肉です。値段を尋ねたら3万Wから、ということでした。一時は諦めかけたけど、釜山で逃している鯨、是非食べたいと思って交渉しました。
韓国では1人ではまず酒は飲みません。3万は多分、2人で食べる分を考えた値段だと思います。混んでいる時間だと1人で1つのテーブルを占拠するのは商売の邪魔、幸い、すいていたので、1人分を考えた15000Wに、少し色をつけて18000W分、切ってくれないか頼んでみたのです。そしたら、見事に当たって、オーケーが出ました。やはり少しでも売上げがあがったほうがいいですからね。焼酎はたいてい、全国共通で3000W(元値は1100か1200Wくらいです)、W高の時期でしたので合計の21000Wは2500円くらいですが、珍しいものですので理解できる値段です。
それで、出てきたのが、この皿。赤身の肉、皮付きの脂、そしてどこがどこだかわからない部分が2種。赤くぶつぶつした場所は「ホパ」、肺だとのことでした。薄い塩味がありますが左上のミョルチジョッ(いわしの塩辛)のたれか、塩をつけていただきます。とても美味しかったです。やはり、脂の部分が、一番よかったかな、、、、、、 日本の塩鯨はしょっぱすぎるし、固すぎます。適度に脂が残った状態、最高でした。
中華とか、脂っこい料理のときには、韓国、よく生のタマネギが出てきます。右上は甘酢に漬けられたタマネギ、口の中の脂を焼酎で洗いやすくしてくれる、そんな感じの付け合せでした。
入った時間はすいていたのですが、その後3人、2人と来店があり、そんなお客さんとも話しながらの焼酎も美味しかったです。場所が場所、独島へ行く船が出る港街でしたので、例の話が出るとやっかいかな??? こんなに会話した後では「韓国語ができないふり」は通じないだろうし、と少し思いましたが、そんなことはなく、鯨の話で盛り上がりました。壁に貼ってあるいろんな鯨の図表で、これがうまい、これはあんまりだの説明してくれたおじさんがいましたが、相当、日常的に鯨を食べる地方なのだと感じました。ちょっとうらやましく思えました。
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