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2006年8月 7日 (月)

すばらしい韓国の食事230 「ソウルチョッパル」のテジクッパプ

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 ウルサン中央市場の食堂、「ソウルチョッパル」のテジクッパプです。 左は出てきたところ、右は食べる前にスープの上に載っている「タデギ」という合わせ調味料をスープに溶いたところです。主成分は唐辛子とニンニクですので、かなり辛くなります。昔はこれを、混ぜずにスプーンで全部すくい取って灰皿(ティシュを敷いて水を張ってある)に捨てて食べたりもしましたが、見た目の量ほどは辛くなりません。

 釜山など慶尚道名物のテジクッパプですが、前にも紹介したように、スンデクッパプのひとつと言えましょう。骨や内臓をさんざん煮込んでできた白濁した豚骨スープに、肉を入れればテジクッパプ、内臓やスンデを入れればスンデクッパプであり、ネジャンクッパプです。地方により「テジネジャンタン」という名前をつけることもあります。 いずれにしろ、韓国の美味しい豚肉のすべてを味わえる感じがする美味しいスープです。豚骨スープが苦手な方には「店の前を通るのもイヤ」というかんじですが、大丈夫な方であれば、安くて美味しいご飯です。

 韓国では牛が上等、豚は下品、そんな感覚があるようで、豚の味のスープ、食べないよ、臭いから、なんていう人も多いのです。案外日本人のが、これ、ダメな人は少ないのではと思います。釜山のとある店ではテジクッパプは4000W、ネジャンクッパプは4500W、もちろん、同じ値段の店も多いけど、「肉より内臓のが美味しいから500W高い」、そんなわけです。ニラや小ネギをいっぱい入れて、カットゥギやキムチも食べれば、やはり野菜たっぷりの健康的なご飯になります。 これを食べなれると、薄いばっかのソルロンタンがつまらなくなること請け合いの、美味しいスープ料理です。

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