すばらしい韓国の食事241 コウイカ(カpオジンオ)のスルメ
別に日本でも獲れる海産物なのですが、スルメは見たことがありません、コウイカ。これがホントに美味しいんです。
胴の真ん中に分厚くて先っちょに鋭いトゲがあるコウイカ、身が厚く、格別の味があります。もちもち感のあるスルメイカ、コリコリ感の強いヤリイカ(ハンチ)、中間の食感であるアカイカ、非常に甘味の強いアオリイカ、いずれも韓国でも盛んに食べられていますし、このコウイカもしばしば見かけるのですが、スルメは、なかなか見つかりません。
昨年1月の木浦訪問の際に駅から近い在来市場で見かけて購入、あまりの美味しさにびっくり。焼かずにそのまま、みな食べてしまいました。その後しばしばあった韓国出張、金泉、浦項、ウルサン、そしてソウルの中部市場など、乾物屋というかスルメを置く店を見かけるごとにいちいち聞いて探しましたが、今のところ、木浦でしか見ていないのです。
焼きすぎると硬くなってしまうので、炙る場合はごく短時間で。また、熱湯に1分くらいくぐらせて、裂いて食べても美味しいし、もちろんそのままでも美味しいよというご主人の話でしたがこの秋の木浦行きでも探して買いました。大きさにも寄りますが1枚8000W。約1000円。日本でもアオリイカの一夜干しだの、ケンサキイカの大き目のだのはそれ以上しますから充分納得できる値段。コクのあるコウイカスルメの味を味わうことができました。ソウルで買えるなら毎回でも買って来たい別味です。
スルメイカのスルメに関しては私は国産派ですが、ケンサキスルメ、身が薄く、エンペラを取った状態で干された尖ったスルメは、日本で買うよりもソウルのがずっと安いのでお勧めです。ロッテマートソウル駅店なんかでも、乾物の売り場、冷蔵ケースに入って売られていますので、お土産好適品として推薦できます。でも、このコウイカスルメ、、、常々イカノ王様はアオリイカ、と言っていますが、スルメの王様はコウイカ、カプオジンオのものだと考えています。
カプ=カp=甲の韓国語音読みですので、そのまま甲イカ、日本と同じ呼び名と言えます。
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