すばらしい韓国の食事258 ほんとうのチョングッジャン
納豆みたいに蒸した大豆を発酵させた食べ物、チョングッジャンって聞いたことがあると思います。韓国人、特に江原道方面とか、北よりの出身の人に、韓食の中で何が一番食べたい?と尋ねると、けっこう多いのが自分の家で食べるオンマ手作りのチョングッジャン(チョングッチャン)という回答が結構聞かれます。お手軽にスーパーの食品売り場でレトルトのアルミパックのチョングッジャンを買って来て試したことがありますが、ライト納豆汁という感じ。でも、各家庭ごとの味があるみたいなのです。
これはチョンソンオーイルジャンのとある店で売っていたチョングッジャン。わずかに赤みがかっていますがほとんど見た目はただのゆでた大豆のようです。残念ながら粘りを試したり、匂いをかぐことはできませんでしたが、その店のハルモニの得意の一品なのでしょう。帰国までまだまだあったので購入することはできませんでしたが1回分、写真の1袋で3000Wとのことでした。
通算1年近く韓国に通い、普通の家庭のご飯も何度も食べ、また各地でペクパンだのテンジャンだの食べていますがまだまだ食べていないものもたくさん。また、同じ名前でも店ごとに、家庭ごとに、土地ごとに違う味もあるはず。大体、味噌を家で作るというのが割合普通にまだ行われているのですから、韓国の食、奥が深いものがあると思います。
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