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2006年8月18日 (金)

2006年7月韓国出張13 

 勝手知ったるスユリ、バスを降りて、まずはイテウォンの駅にある観光案内所に電話を入れました。初日、17日にいろいろ面倒をみてくれた男性係員はおらず、代わりに女性が出て説明してくれましたが、私がなくした財布、届いているとのことです。一安心するとともに、韓国の人の仕事、とてもありがたく感じました。

 インチョン空港からのリムジンバス、今回はイテウォン、漢南洞線の高級リムジンです。乗ったのは17日月曜日。その前の週末、15,16日あたりに江原道方面で降った大雨のため、大きな被害が出ており、漢江も大増水。春川の昭陽湖ダムも数十年ぶりに放水をしているだのいうニュースが入っています。 普通ならばインチョン空港を出て、空港新都市、空港大橋を渡り、仁川市北部、そして、地下鉄車両基地を過ぎれば、もうすぐ金浦空港が見えてくる、、、そんな経路ですが、バスの運転技士さん、頻繁に無線で同僚と連絡をしています。

 全部はもちろん聞き取れませんが、自由路、88道路、オリンピック道路だのいう言葉が聞こえました。いずれもソウル市内、漢江に沿う道路だったと思いますので、予想はしていましたが、金浦手前で高速を南へ。ケヤン、富川方面へ転進。京仁高速道路に入り、陽川区木洞からソウル市内に入りました。案外スムースにヨンドゥンポ経由でヨイド。ここまでは良かったのですが、大増水の漢江を渡ってからは大渋滞です。普通なら1時間くらいのソウル市内中心部まで、結局2時間近くかかってイテウォンに着きました。

 ヘミルトン前でバスを降り、一息、、、、、、と、ここで、青くなりました。尻ポケットのうち、右に入れていたはずの韓国国内用財布が無くなっており、ポケットの手触りは空虚なまま。 いつも、到着出口手前の銀行で両替し、人が少ない中で現金の整理をします。 そこまで右ポケットに入れておいた日本国内用財布から、メインのカードを韓国用財布に移し、当面必要な現金数万Wも韓国用財布に。日本用財布はパスポートとともに左の尻ポケットに移動。まとまった現金はデイパックの中の貴重品袋に入れ、到着出口に出るのです。

 バスのお金、2万あれば足りるので、それは右ポケット。それで、切符を買ってバスに乗ったのだから、落としたとしたら、到着出口からバス乗り場までか、バス乗り場か、でなければバスの中です。一番可能性があるのがバスの中。あれこれ記録をつけたり、もう一度韓国国内で使うカードの整理、移動などをしましたから、その時にしっかりポケットへ戻さず、座席の下に落としてしまった、、、そんなだと思います。 テンセル素材というのでしょうか?新しく買ったつるつるする布のズボンで来たのも財布がするりと抜け出してしまう原因だったかな?とも思いましたが、とにかく、ここはイテウォン。向こうの先生に連絡しなければいけませんし、財布がありません。

 前記の通り、韓国Wに両替すると、現金が8倍くらいに膨らみます。たとえば受け取ったお金が98万Wとかであれば、当面使いそうな分として6万を財布に、2万数千Wは切符代としてポケットに、残りの90万はザックに、そんなふうにしていますので、多分財布の中の現金は4,5万W。でも、運転免許証、ビザカード、マイレージカード、Tマネー、そんな、韓国で使うカード類も入っています。使用停止やら、再発行やら、、、そんな面倒を考えると頭が痛くなります。 その朝の寝坊といえ、デジカメを忘れるは、財布落としたりで、、、トラブル続きでかなりガックリ。

 でも、ここは韓国、幸い航空券と旅券、現金はあるし、できることをして、でも、できるだけ韓国を楽しまないといけません。貴重な休みでもあります。 まずは会う予定だった先生に連絡。1時間も遅れたのに、大雨の渋滞のことは知っていたのか平気な声、ありがたかったです。でも財布のことを話したら、、現金は出てこないかもな、なんて話。バス会社に連絡してみろとのことですが、電話番号などわかりません。とりあえず約束場所と時間を決めて一旦切り、善後策を講じにイテウォン駅にあったはずの観光案内所へ降りました。

 そこで、世話になったのが、ソウル特別市観光協会 梨泰院観光案内所の韓承ホさんです。年齢は私より少し上か、50台前半という感じで、胸には英語案内というバッヂ。幸い韓国語がけっこう通じたので事情を話し、可能性の高い、また、戻る確率の高いバスの中を探してもらうよう頼みました。中に入っているであろう物についても話しました。とりあえず、旅行を続けられることも話しました。

 手がかりは「インチョンから乗った漢南洞線の青い高級リムジン」、ここで幸いしたのが、前記「漢江の洪水により道路が浸水したため、別経路を相談するためにさんざんやっていた技士さん同士の無線連絡」です。二村洞あたりの渋滞のときにもさんざん無線をやっており、自分の乗っていたバスの記号が805(パルペゴー)号だったのを覚えていたのです。また、どこに805号と書いてあるのか下車後に気になったので探したのですが、805というのは車体に書かれた番号ではなく、車のナンバーが1805だったのを覚えていたのです。

 漢南洞線の高級リムジンバス、車両番号が805(1805号)、前の2列目の1個の席、そんなのをバス会社に連絡してもらったのです。しかしバスはすでにインチョン空港へ向かっているとのこと、でも、技士さんに連絡はするので、できるだけ早く探してみる、そんな返事をもらいました。 韓さん、もしもバスの中で落としたのであれば、きっと技士さんが探してくれるか、その席に座ったお客さんが技士さんに渡してくれるだろう。でも、バスはインチョンとソウルを往復していて、また営業所というか車庫は別の場所なので今日は絶対戻らない。でも、見つかったらイテウォンの観光案内所でなんとかするから、明日、明後日、電話をするように、と言ってくれました。

 最初はどこに泊まる?という質問だったのですが、私の宿が、馬山とも、全州とも決まっていない、だから、こちらから連絡する、というふうになったのです。韓さん、ちょっとびっくりした風でしたが、この時はバスの中で無事見つかることを祈るだけ、、、あとは、今心配してもどうにもなりません。結局、向こうの先生との会談、ちょっと土産を渡し、龍山駅へ向かったわけです。馬山方面の汽車は満席、前にも書いたように長項線のセマウルに乗ったのですが、外国で一応貴重品を入れた財布を落としたってのは、結構ショックでした。でも、出てきたときの喜びも大きかった、そんなです。

 もう一度頭の部分に戻りますが、18日夕方にソウルで電話したときに、バスの中で見つかったことはわかっていました。でも、イテウォンにはなく、もう一度19日に連絡するように、ということでした。そして、19日、スユリから電話したら、届いているとのこと、とても嬉しかったです。バスの中、それも車両番号がわかっていたので、スムースにみつけてもらえたのでしょうが、本当に良かったです。

 このあと、イテウォン駅へ地下鉄で向かい、案内所で女性係員から財布を受け取り、中身も確認、旅券と免許証の名前を照合して、無事、戻ってきたわけです。 しかし、バスは地上、営業所はどこか別の場所、、、バス会社の人からどうやってこの地下深い案内所まで届いたの?と尋ねたら、当の女性が電話を受けて、その技士さんのバスがイテウォンに来たときに地上まで上がってバス停に行き、受け取ってくれたとのこと。 まったくもう、感謝感謝です。 いいかげん、なんてイメージ、私は持っていませんが、仕事をきちんとこなす韓国の人、本当にありがたいなと感じました。 あまりに嬉しくて、結局中にあった現金は4万W(約5000円)でしたが、全額、無くなったものと思い、今回韓国を移動中、常にニュースが流れていた洪水の被害者への誠金(ソングム)として寄付することにしました。さて、どうやって?と思ったのでこれも尋ねたら、ヨイドのKBSだとのこと。時間があればきっと行こう、と思って次の約束のある葦院区方面へと地下鉄に乗った私でした。

 常にオンライン書き、下書きも修正もしないので読みにくい文章になりすみませんが、外国で落とした財布が無事出てきて、戻ったこと、すごく嬉しかったことです。韓国がなおさら好きになった一件でもあります。 結局翌20日、インチョン空港へ行く前にヨイドまで行き、KBS本館で4万W、誠金として寄付してきたこと、ここに報告いたします。

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普通の韓国を探して624 浦項のルームサロン「カラ(Color?)」

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 浦項バスターミナルそばのモテル街、前にも何枚か紹介していますが、飲食店や、こんな飲み屋が混在している新しい繁華街と言えるかもしれません。ルームサロン「カラー」です。

 韓国の飲み屋の最高峰、「料亭」と「ルームサロン」なのでしょうが、1人で行く場所ではありませんし、非常に高いという話ですのでなかなか機会がありません。映画「ペミリ(ファミリー)」に出てくる店はすごい内装ですので、たぶん、この「ルーム」。「僕の彼女を紹介します」で、主人公が犯人逮捕のため乗り込んで失敗するのも「ルームサロン」、「海賊、ディスコ王になる」に出てくる、イムチャンジョンの妹が借金のかたに働くのは「歌謡酒店」でしょうか?? いつか行ってみたい、そんな場所ではあります。

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普通の韓国を探して623 議政府地域での米軍による事故

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 明洞のメインストリートで署名&募金活動をやっていたときの写真です。議政府のほうで、女子中学生2人が米軍の装甲車に轢かれてしまった事故のもの。日本では犯人、被害者、双方の写真が出ないことが多いですが、韓国は犯人の取調べ中の写真だの、こんな被害者の写真が出たりします。自分の家のそばの道路を歩いていて大きな戦闘車両に踏み潰されてしまった中学生2人、確かに、かわいそうです。「見えなかった」では済まされません。

 この事件が契機となって(韓国語で「きっかけ」というのは漢字語である「契機」が使われます)、駐韓米軍に対するデモの炎がかなり燃え上がりました。「北の侵略から守ってくれている」という意識はあまり若い世代には無いようです。 やや古い本ですが「駐韓米軍犯罪白書」という本も持っていますが、日本の沖縄同様、いろんな問題があるようです。

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2006年8月15日 (火)

2006年8月15日 お盆休みです

 おはようございます

 13日、長岡方面へ墓参りに行ってきました。1人なら自転車ですが他にも人がいたので車です。帰り、思ったのですが、日本の高速道路の料金所、みんな男性の、それもけっこう歳をとられた方が多いですよね。

 韓国の高速の料金所はほとんど女性の係員です。赤い制服で、しっかりしたマスクをしている人が多く、若い人もいれば、アジュマもいます。重労働ではないし、女性でもできる仕事ですよね。

 ここで考えたのが、天下りというか、なんらかの利権があるのかな?なんていうこと。たとえば日本でも一般的に募集すれば、かなりいろんな年齢、もちろん、若い人も、女性も応募するでしょうが、なんでみんな男性で中高年なのか??? 世界一高いという話の日本の高速。無駄な建設も多いとか言われていますが、職員の採用についてもヘンな差別というか、特権みたいなのがあるのではないか? そんなふうに勘ぐってしまいます。

 今は女性でも夜間、それに、いろんな分野で働ける時代になりました。お盆の高速道路で、ちょっと日本、おかしいんじゃないの?なんて感じた一件です。

 韓国の高速、もちろん料金所、という呼び名も使われていますが英語の「トール」という言葉がけっこう生きています。「トール費」なんて高速料金のことを言う事もあります。

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