すばらしい韓国の食事302 マポオクのソルロンタン
韓国観光掲示板で話題になった麻浦の麻浦屋(マポオク、マポオッk)へ朝ご飯のソルロンタンを食べに行きました。
牛のいろんな部分を煮込んだ白くにごったスープであるソルロンタン、80年代の終わりに「B級グルメが見た韓国」という文春文庫ビジュアル版の中で見て、食べたいな、白いスープ、どんな味なのだろう?と興味を持ったメニューです。
92年の初韓国でチェジュへ行き、念願かなって食べたのですが、案外普通の、でも、牛の味がするスープでした。その後95年からソウルへ行くようになり、あちこちの有名店、雑誌店で食べましたが、案外あっさりした、食べやすいと言えば食べやすい、そんなありきたりのメニューのように思えてきてあまり食べなくなった、そんな料理です。
前に写真をアップしましたが大田の「ハンバッ食堂」なんかでは流石だな、とは思ったりもしましたが、ソウルではほとんど食べなかったメニュー。でも、マポオク、一部、臭いという意見もあったので、肉好きの私、ちょっと期待して食べに行きました。
5号線麻浦駅で下車、進行方向右手、ホリディインの反対側の出口で出て、少し進み、モクチャコルモク(食堂の多い通り)に入り、ちょっと行った左手のビルの2階です。1枚目がそのビル。2枚目はその通りに面した入口です。
3枚目、入店して席に着き、壁のメニューをパチリ。4、5枚目はアジュマがもってきてくれる水と、その後に出てくるおかず。葱が、あの「河東館」とか、長岡「安福亭」のように大きなボウルに山盛り。ソルロンタンとしては高めの8000Wという値段もあり、期待が高まる時間です。
アップして写真を見ましたが、「宴会席完備」とありますので、3階がその宴会席なのかもしれません。ソルロンタンだけではなくスユクもありますので、宴会もアリなのでしょう。
前に新潟韓国教育院におられたチョデヒョン先生に蚕室の石村湖南岸の大釜を備えたソルロンタンの店でスユクをご馳走になりました。よくガイドブックの写真にあるような皿に盛られた茹で肉ではなく、浅い石鍋に茹で肉と野菜を盛ったのを温めながら醤油だれにつけて食べる、そんな「スユク」でした。他にもいろいろおかずも出ますので、2万とか3万という値段もうなづけるものでした。ここの「宴会」というのも多分そんな料理なのだと思われます。
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コメント
私もお気に入りの麻浦屋、写真を見て、あの湯飲みが欲しくなりました。とうちゃんさんのチャミスルだったかのグラスに刺激されたかも。
投稿: エクスプローラ | 2007年4月12日 (木) 17時51分
コメントありがとうございます
私もあの店名入りの湯飲み茶碗、いいな!と思ったので意識してこちらへ向けて撮影しました。「マポオク」、写真を見るとまた食べたくなる、そんな濃厚なソルロンタンですよね。
投稿: とうちゃん | 2007年4月13日 (金) 07時53分