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2007年5月21日 (月)

普通の韓国を探して1044 カワハギ(チィポ)の自動販売機

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 「ポ」というのは魚や肉を薄く延ばして干したもののこと。ビーフジャーキーは肉の「ユk(ユク)」+「ポ」で、「ユkポ(ユクポ)」、スケソウダラを干したのは「ファンテポ」、そして韓国人が大好きなカワハギ(大部分は漁獲量の関係で日本同様ウマヅラハギです)を干した丸く薄い干物は「チィポ(チッポ)」です。

 バスターミナルの売店とか映画館周囲の露店では、ちょっと前にあげたタコの足とかイカの足、ノシイカ、そしてこんなチィポをその場で焼いて売るのがたくさん見かけられます。私もバスに乗る前に車内での軽食とかで買ったりしますがかなり甘めの味付け。でも、慣れるとなかなか美味しいです。

 これはスポーツ新聞の広告ですが、その「チッポ」の自動販売機です。500Wを入れるとその場で焼いて、カワハギの干物が出てくる機械。日本ではあり得ないですよね。占いの機械のだは見られますが、ああいうのと同様に飲食店に置かせてもらって、お金を回収に回る、そんな商売の勧誘です。いくら韓国人がチィポ好きでもどれだけ売れるのかな?と思います。

 「500Wで、高収益無店舗事業」とあります。丸いアクリルの蓋には「カワハギが出てくる場所」との表示。なんだか、かわいいというか、面白いですよね?「カワハギが出てくる場所」って言葉。

 こんな商売を考えて機械を作る人も作る人、新聞広告を見て、よし、俺もやってみるか?と思う人も思う人。事業好きだとは知っていますけど。よく、韓国人は騙されやすいと言いますが、どれくらいこのカワハギの自販機が売れるか?? たぶんダメなんじゃないかな?なんて予想しています。実際どこかでこの自販機を見かけることがあるかどうか?もしもあったら、きっと報告しますね。

 余談ですが、韓国語、あまり取り立てて主張する点が無い感じの大衆的な魚、最後に「チ」が付く名前が多いみたいです。サンマは「コンチ」、サワラが「サmチ」、イワシが「ミョルチ」、そしてこのカワハギは「チィチ」。 この「チィ」はねずみという意味の固有語ですので「ネズミ魚」という名前がウマヅラハギ(カワハギ)に付いているのではないかと思っています。60年代、70年代、日本でもそうだったのかもしれませんが、韓半島南部ではそれこそいくらでも、肥料にするほどこのカワハギの収穫があったこと、東亜日報の65年版「20世紀韓国大観」に写真入りで出ています。

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