すばらしい韓国の食事335 잡채밥(チャプチェパプ、雑菜パp)
何度かここでも紹介してきている韓式中華。チャジャン麺、チャンポン(チャムポン、チャmポン)、ポックムパプなど、1人でも食べられる料理の他に、タンスユクに代表される何人かで食べる大皿の料理、実にいろいろあります。 中華の店以外でも、一般家庭や食堂のおかずなんかにも出てくることのあるチャプチェを乗っけたご飯がこのチャプチェパプです。いつもチャジャンじゃなぁ、ということで頼んでみました。
場所は慶北の栄州(영주)、けっこう大き目の中華の店で、でも、すいていました。頼んでまず出てくるのがタクアントタマネギと甘辛い味噌。しかし厨房で中華なべを振るっているお兄さんが作っているのは、どうも作り置きのチャジャンのソースのよう。タマネギをごっそり入れて、そこに小麦粉?それに、化学調味料?大雑把に見えますが中華なべさばきは見事です。最後にボウルにといた片栗粉でしょうか、たっぷり入れて完成。やっと私のチャプチェパプに取り掛かってくれました。野菜などを炒めてスープを入れ、タンミョンというはるさめの太いのみたいな麺は乾いたのをごっそり入れ、少し煮るようです。そして出てきたのがこのチャプチェパプでした。
結論ですが、私はやはりこの韓国のタンミョンがあまり好きでないことを再確認しました。全体的に味付けは良く、野菜、海老などは美味しいのだけどタンミョンが邪魔。それ自体の味は無く、見た目と軽い歯ざわりだけ。どうも存在意義がわかりません。昔安東チムタクというのが大流行しましたが、あれを1人で1つ食べたときも大量のタンミョンが入っていましたがそれ以外をがんばって食べました。李準圭先生とお会いした美国アリゾナ州ツーソンの韓国食堂でもすでに焼かれて出てくる骨付きのカルビの美味しさには驚きましたがチャプチェというのは、なんだかなぁ、、、と感じました。どうも、私はタンミョン、面白くありません。
しかし韓国の嬉しいのはオマケが出ることです。写真でもありますが、チャンポンの汁(クンムル、국물)とチャジャンのソースが結構な量、出てきました。タンミョンはほとんど残し、チャジャンは全部食べた。そんな夕食になりました。チャプチェパプは、もういいでしょう。
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