すばらしい韓国の食事340 軽食の露店
ソウルの地下鉄2号線、江辺駅前の東ソウルターミナル前です。緑の表示が2号線の駅であることを示しています。
何度か食べていますが、たくさんの人が集まる大きなバスターミナルの前、こんな露店というか屋台がいくつかありますし、北のほうには屋台がもっとぎっしり並ぶ一角もあります。これもポジャンマチャというのか?それとも酒を出さない軽食だから言わないのか?わかりませんが、けっこういつもお客さんが入っています。
縦の文字は上の白抜きが「冷」で、コンククスとヨルムククス。夏の季節メニューですね。前者は豆乳素麺みたいなもの、後者はヨルムキムチの汁でいただく素麺みたいな細目の麺です。 横書きのメニューは、上からウドン、キムパプ、オデン、スンデ、ティギムポムボク、チャンチククス、トッポッキとあります。
ティギムは天麩羅ふうの揚げ物ですが、ポムボクはなんだろう?と小学館の辞書を見たら「あれこれ」、「いろいろ」とありました。勉強になりましたね。
生ものは無いですが、水道もたぶんありません。非衛生的といえばそうですが、誰もここで食べてお腹をこわす人はいないでしょう。人間、そんな無菌的なものではありません。昔は目立たなかったアトピーが現在こんなに問題になっているのは「きれいにし過ぎたためだ」という説には賛同する私です。誰のお腹の中、口の中だって暖かくて湿っていれば細菌だらけだし、乾いた皮膚の表面にだってそういう場所を好む細菌が住み、適切なpHを保つのに働いているわけですし、あまりそういうことを気にしすぎるのは精神的にマイナスです。韓国にも絶対こういう店では食べないというサモニムもいることはいますが普通の人は当たり前に屋台で軽食。そんなのは気楽で良い点のひとつでしょう。
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