すばらしい韓国の食事373 清涼里の居酒屋 楊平ヘジャンクッk
楊平というとソウルの東、山菜料理で有名な龍門山の麓の町ですが、あちこちにチェーンの店で、「楊平ヘジャンクッk」という店があります。양평해장국という名前は一緒ですが、ここは清涼里、現代コアという複合ビルの脇に並ぶ清涼里在来市場の入口にある24時間営業の食堂というか居酒屋です。
並びにある知っている店、「スグレハルモニチプ」へ行くつもりが早い時間だったために開いておらず、隣のその店に入って朝食を摂りました。メニューの写真は改めてアップしますが、韓国のテポチプというか気軽に入れる居酒屋の店頭の写真をお楽しみください。食事の後、許可を得て撮影しました。市場での写真は食物の写真撮影を嫌う店主さんも多いのでトラブルにならぬよう許可を得てからのがいいでしょう。
1枚目、その店のあたり、看板が見えますね。左が写ってはいませんが現代コアというビルです。ハングル読解の練習をしましょう。
2枚目は店の入口。8時前でしたのですいていましたが焼酎を楽しむおじさん、スンデクッの朝食をとるおじさんがいました。
3枚目、生牡蠣(センクルッ)、ヨンミリだかヤンミリだかいう魚の干物。そして、サルボウ貝のコマク。赤貝の小さい種類です。ちなみに赤貝は「ピ(血)チョゲ」、見たまんまそのとおりの名前。
4枚目、5枚目、いろんな肴です。冷蔵ケースは凍らないように入れているのかも。この朝のソウルの最低気温はマイナス9度でしたので外に置いても冷蔵庫以下の温度です。私の好きなレバ刺しのほかは、、ちょっと写真が小さいので見えません。
一度アップして見てきました。肝(カン)と言われる生レバの左は加熱用の大型のナクチ、右はビニル袋に海水とともに入れられたヘサム(海参)、ナマコで、その奥が丸ごとのホヤ、モンゲです。
4枚目は剥いた牡蠣とか、スナギモ(タクトンチプ)、白い大きな貝はペクハプと言われるやつ。東日本では見かけません。で、一案左端は釜山名物「コムジャンオ」の皮を剥いたオレンジ色の姿。下段はおろしたイカだの、大きな魚の開きの干物、アジでしょうか?ホッケでしょうか?サバでしょうか?5枚目の写真、引き戸のとこに「コドゥンオクイ」とあるので鯖かもしれませんね。
6枚目がソウルの定番、長寿マッコリ(マッコルリ)。見ただけで飲みたくなる私です。
こういう店の欠点は一品5000Wとか10000Wで、量が多めなこと。どうも一人ではいろいろ食べられない点です。馴染みになると交渉して取り混ぜてもらうこともできますが、そういう面倒を嫌う店の人も多いです。
日本人の感覚だとすいている時間なら少しでも稼いだら、と思うのですが言葉ができない旅行者、面倒くさいというのが最初にきてしまうのかもしれません。 でも、日本でもメニューを半分に、なんてのはできない店が多いですもんね。断られても文句は言えません。
実際この「ヤンピョンヘジャンクッ」、前に、昼間来て、若いおばさんに「レバ刺しとホパ(牛の肺)の煮込み、半々でいいですか?と聞いたらば、そっけなく「ダメ」と断られたことがあります。ところが朝行ってみたこの時は店主の息子さんでしょうか、若い男性に頼んでオーケー。レバ刺し5000Wを半分の3000W分と、スンデクッ4000Wという豪華な朝食を摂ることができたのです。韓国のケンチャナヨ、一筋縄ではいかない部分もあります。私もまだまだ修行が足りません。でも、面白いです。でしょう?
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コメント
言葉ができるっていいですね☆頑張ります先生の写真と辞書見ながら!
投稿: チョンサ天使 | 2008年1月27日 (日) 13時15分
コメントありがとうございます
うん、言葉ができると自由度が上がるし、絶対楽しくなります。もちろん、いろんな楽しみ方があっていいと思いますが誰とでも話せるってのはホントに嬉しいことです。交渉してもダメならダメでしょうがないですけどね。 がんばって少しでも上手になってくださいね。
投稿: とうちゃん | 2008年1月28日 (月) 07時44分
はい!カメの何倍も遅いですが頑張りますV(^-^)V
投稿: チョンサ天使 | 2008年1月29日 (火) 09時43分