すばらしい韓国の食事389 カムジャタン用の豚の背骨
2号線新堂駅前、往十里キルに面した肉屋の店頭です。最初はなんだかわかりませんでしたが、豚の背骨、1頭分まるごとが売られていました。購入すれば電気鋸でカムジャタンに入れるように2つに割って、切ってくれるものと思われます。右手の端っこは皮が残された尻尾です。チョッパル(豚足)の店に行くとこのしっぽだけを煮上げたやつも置いていますので用途別に切り方があるのでしょう。
1本だと5キロ、もしかしたらそれ以上あるでしょうが、普通の家なら半分でも充分。値段は聞きませんでしたが、肉料理に関しては一手上を行く韓国だなぁと感じての1枚です。
若い日本人女性の観光客が見たら声を上げてしまいそうな豚の背骨ですが、行きかう韓国の人たちにとっては当たり前の風景なのでしょう。カムジャタンを思い浮かべるのが韓国人の普通の考えかもしれません。
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コメント
若くない日本人女性でも声をあげてしまいそうです。
ガラス張りの部屋のアガシもそうですが、何でも見せてしまうのですね。
見なかった方が…知らなかった方が…いいです。
豚もアガシもせつないです。
投稿: momo | 2008年3月11日 (火) 21時46分
コメントありがとうございます
momoさんもでも肉を食べるでしょう? 豚を育てる人、豚を殺して皮を剥いで枝肉にする人、それを運ぶ人、それを小さく切って分けて売る人がいるから、パック詰めされた肉を買って料理して食べることができるのです。
世の中、「そういうふうになっている部分」が日本でも韓国でもある、世界中である、そう考えています。
投稿: とうちゃん | 2008年3月14日 (金) 09時25分
薄切りの肉、魚の切り身など何も考えずに毎日のように食べています。
このような写真を見ると、動物や魚の命を頂いて私は生きているのだと、実感します。
投稿: momo | 2008年3月14日 (金) 17時04分