とうちゃんの自転車日記82 長岡市 島田小学校の木造校舎
旧和島村、良寛の里を訪ねた後は良寛が最後に暮らした島崎の町を見て小島谷駅でちょっとトイレ休憩。その後は小さな谷の集落を回って小さな峠を越え、与板への広い道が通る大きな谷へ。久須美酒造のあたりをちょっと走ってから次の目的地である妙法寺と言うお寺のほうへのまたも小さい峠を上りました。
そして下りかけた瞬間、右の山の上に薄い灰色に塗られた見事な「木造校舎風」の小学校がありました。「~風」と書いたのは写真右端、ちょっと木々に隠れてしまっていますが、建物の端が札幌農学校とか、そんな明治時代の洋風建築の様式にあるような台形の屋根だったのです。あまりに見事なハイカラな建物です。この時は、最近の田舎の小学校建築はいろいろ凝ったものが多いことから新しい校舎なのだけど明治大正期の木造校舎風のハイカラな建物なのだろうと思い、この写真を撮ってそのまま坂を下りてしまったのです。
休みの今日、家の機械に写真を読み込ませて整理していたらこれが出てきて、試しに検索してみたら長岡100景のひとつに選ばれた本物の昭和2年製の木造校舎だそうです。「こんな田舎の山の中の小さな小学校なのに、」というと大変失礼になってしまいますが、とにかく80年も前に、田舎の小学校、よくもこれだけの立派な校舎を造ったと思いますし、またそれを大事に補修しながら今も使っている関係者の皆様の気持ち、すばらしいものだと思います。旧和島村、昔は長岡市ではなかった場所ですが「米百俵の精神」はここにもあった、そんな風にも感じる話です。
ここへ来る前に走った寺泊(ここも今は長岡市)のあたりでは小さな小学校は統合されて閉校になり、今はスクールバスで2つの残された小学校に通っているとか。実際朝の時間、スクールバスには何度もすれちがいました。地方自治体もお金のこと、大変でしょうが、この島田小学校、いつまでも残ってほしいな、と、そう感じました。
長岡の旧長岡にくらべれば越後丘陵の300m前後の山を越えてきた海側、でも冬場の雪はやはり新潟市などに比べればたくさん降ることでしょう。明治37年にできた校舎の島田小学校、もう一度見に行こう、そう思うくらいの美しい木造建築でした。大げさですが新潟県の宝と言ってもいいのではないかな? 長岡市+島田小学校、検索してみてください。
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コメント
こんばんは。「おとうさん」新潟から長岡近辺まで往復120キロも走るんですね~。私は先々週の週末長岡に墓参りに行って来たばかりですがおっしゃるように長岡市は最近かなり広い地域まで広がりましたね。桜満開でした。雪は新潟より多いと思います。母が若い頃は冬場は豪雪で二階の窓が玄関となり各の家が道路に捨てた雪が高くなって電線を跨いだと言っております。考えられません。そうしてこんな素敵な木造校舎がまだ残っているんですね。あの豪雪によくも耐えてと思いますし、立派な維持管理がされているのだと思います。母の実家のそばの木造の雁木もまだ健在ですし、木造すごいです。
投稿: かがり | 2008年4月24日 (木) 19時54分
コメントありがとうございます
すでに別の方からのコメントに書きましたが行きは寺泊まで電車、帰りは出雲崎から電車、実質走行時間は3時間ちょっとです。5時に家を出ましたが2時には家でシャワーを浴びたくらい、そんな輪行(自転車を車とか電車で運んでのサイクリング)だったのです。
合併、やっと落ち着きましたが、寺泊が長岡になったため、今は一部分で新潟市と長岡市が接してしまいました。60キロ以上離れた中越地区の大き目の都市、高速を車で1時間かかる場所、というイメージだった長岡が隣の市?なんだか変な感じです。
この小学校、後になってもっとじっくり見ればよかったって思っています。でも、変なおじさんが入っていくと男の先生が飛んでくる、田舎でもそんなふうな時代なのかな?っても思います。
写真は下り坂の途中でしたが、もっと上、小さな峠を越えて下り始めにモダンな格好の屋根が見えたときはちょっと新鮮な驚きでしたよ。
投稿: とうちゃん | 2008年4月25日 (金) 08時02分