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2008年4月14日 (月)

すばらしい韓国の食事395 실폐  サンナクチチョルパンクイ

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 「失敗」と、ちょっと大げさなタイトルですが、お腹が空いていたり、楽しく話していたりすると写真を撮るのを忘れてしまうことがしばしああります。

 李準圭先生の診療所で研修の後、先生のご友人2人と合流して近所のアクチムとサンナクチ鉄板焼きの店で会食がありました。住所はやはり瑞草区の瑞草洞だと思いますが、有名なポドナムチプの手前をちょっと南に入った場所の「최고집(チェゴチプ=最高の店)」という店です。店の外からの写真は撮ったのですがピンボケ、でも、それで店の名前をチェックしました。4人で入店して私の希望だったアクチムの大を注文。それを平らげてから、まだ皆おなかに余裕がありそうだとのことでこれも店の売りであるサンナクチ(生きたテナガダコ)の鉄板焼きを注文しました(李先生が、です)。

 浅い鍋で炒め焼きした辛いテナガダコ料理を食べて、1枚目がその後、ポックムパプの準備に入る前。確か一度鍋を厨房にさげて、ポックンパプを作ってもらい、美味しい美味しいと皆で食べて、さらにはお腹が空いていた私が鍋の底までガリガリやって食べた後が2枚目です。アクチムの大と食べた後でありながら、この活きテナガダコ炒めもとても美味しかったし、最後の炒めご飯も、割合韓国のポックムパプには辛口の話をすることが多い私でしたが厨房の火が強いからか、しっかりパラパラになっていて、非常に旨かったです。2枚の写真でその美味しさがわかっていただけるでしょうか???

 しかし95年、ソウルでの最初の李準圭先生との食事のときもアクチムでしたし、その後一人で無謀にも注文した事もありますし、李準圭先生ともこれが3度目になるでしょうか? それ自体は淡白であっさりのアンコウの身肉、日本でもいろいろ料理方法がありますが、どうもこの韓国式の辛い炒め煮であるアクチムが一番の調理方法というかメニューのような気がします。 我が新潟でもアンコウは上がります。特に肝はありがたくない私、時には1匹分の身肉を買ってきて自宅でやったりもしています。

 好きな韓国の食事は?と聞かれると「スンデクッ」とか、「チャジャンミョン」だの、「ポッサム」なんて答える私ですが、ジャンルは違うけれど、アクチムも最も好きな韓食のひとつかもしれません。

 またまた余談ですが、韓国語と日本語、にているなぁと思うのですが、「ひどく(あまりにも) お腹が空いた 余り」という表現が韓国語にも「ノムナ ペガコップン ナモジ」と、全く同じであるのです。「ノmタ」は「ひどい」という形容詞、「ナモジ」は「ナmタ」=「余る」の名詞形です。 私にぴったりの表現です。

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