すばらしい韓国の食事397 ホプ「풀티나」のツキダシ
ソウルの鐘岩洞(종암동)、ホリディイン城北ソウルのすぐそばにあるホプ、「プルティナ」はもう10年来の友人であるアジュマの店です。ソウルへ行けばなるべく顔を出すようにしています。旦那さんの妹さんと一緒にやっていますが、メインであるフライドチキン(1羽売り)、大蟹(デケ=タラバガニ)蒸しの他にも前に紹介した豆腐キムチなど一通りの料理がそろう店です。
行ったときには生ビール(自慢のCASS=カスの生)を2杯くらいと料理を1品頼むことが多いのですが、他でたくさん食べた後などはもともと量が多い韓国の料理、とても食べ切れません。そこで、半分にして、とか頼んだり、今日はすまないけどお腹が一杯で、とビールだけお願いすることもあり、今回の写真がその何も頼まないときのサービスのつきだしです。
知り合いだからというサービスですが、オレンジ、ブドウ、梨に黄色いのは生のサツマイモ(コグマ)、そして干したたらをあぶったやつ。日本だと700円くらいはしそうな一通りのおつまみセット。ありがたいもんです。「ウリ(身内、仲間)とナム(他人)」の概念、一度知り合いになればとことん親切に歓待してくれる韓国です。ちょっと日本人の中には気がひけてしまう方もいそうですが、人と人との距離が近いといわれる韓国らしい部分のひとつでしょう。
| 固定リンク
コメント
<「ウリ(身内、仲間)とナム(他人)」
私も少し気がひけてしまう方です。身内になってしまって、「OOOという資生堂の化粧品を、20人分買って来て」と、頼まれた知人がいます。
その知人も韓国に行ったときには、便宜をはかってもらっているのでしょうが、「20人分の化粧品代はたいへんだ~」と、もらしていました。
投稿: shunshun | 2008年6月 1日 (日) 20時52分
コメントありがとうございます
ずいぶん前に書きましたが、そういうお互いの甘えも許される仲なんですよね、ウリっていうのは。
でも、フランクな韓国人、探したけど無かった、でも通りますし、20個はお金が無いから無理、5個で勘弁してよ、でも多分大丈夫、それならそれで納得してくれる感じだったりもします。初めて行ったお家で泊めてもらったり、ちょっと日本では考えられない濃密な関係が「ウリ」なんでしょうね。
投稿: とうちゃん | 2008年6月 2日 (月) 07時30分