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2008年11月21日 (金)

すばらしい韓国の食事417 칡차

012  칡(チッk}とは葛のこと。日本でも川の土手や高速道路の土手、山野、どこでも生えているマメ科の植物です。夏に咲く赤紫色の小さな花は官能的すぎるほどの強力な甘い芳香、皆さんもご存じかと思います。

 ここでも何度か紹介していますが、この葛、身体にとてもよいとされる韓国では人の集まるところ、道端で大きな機械でこれまた大きな材木のような葛の根をその場で絞ってジュースにして1杯1000Wとかで売っています。

 初めて飲んだのは大田の金洪晩先生に鶏龍山に連れて行ってもらったとき。登山口の食堂街(韓国の山の入口は焼き肉屋だの山菜料理、豆腐料理だのの店がたいていあります)の道端でのことです。その後、モラン市場だの、東大門市場、黄鶴洞だの、また、沐浴湯の脱衣場の飲み物ケースなどにも大抵置いてあり、とにかくあちこちで飲んでいます。 

 黒く濁ったこのチッkの果汁、一見泥水のようですが、味もちょっと土臭い感じ。でも、かすかな甘味もあります。何と言っても酒飲みにいいのだとか。これを飲む前に一杯やっていれば悪酔いしない、そんな効果もあると言われています。

 漢方薬でも葛根湯は超有名、風邪の初期によく効くと言われていますから、身体に悪いわけはありません。ただ、この葛の根の生ジュース、日本では売っていませんので、最近愛用しているのがこの顆粒状になった칡차(チッkチャ)です。

 インチョン空港のエギョンデパート売店などで、オミジャ(五味子)茶、デチュ(なつめ)茶、カmイp(柿の葉)茶なんかとともに売っていて、一箱16パック入りだったかな?4~5000Wです。味は砂糖や蜂蜜を加えてあるのか薄甘く、ちょっとトラフグのフグちりのよく骨などを煮込んだ最後のスープに似たコクがあります。

 このおかげか、ほぼ毎日飲む私もなんだか毎朝爽やかな感じ。もともと健康食品みたいなものですので、「なんとなく調子がいい」、そんなふうに感じる効果があれば充分。次回もこれ、買ってこないとな、なんて考えています。風邪やインフルエンザの予防にもいいかもしれません。軽くて、使いやすくて、もらっても困らないお土産に最適かと思いますよ。

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