안녕하세요? おはようございます。忙しいです。
年をとると早起きになるという話があります。もちろん全員ではないですが、たぶん当たっています。また最近、テレビで「夜中にオシッコに起きるのが~」だのいう薬の宣伝がありますが、ああいうのも本当にあるんだな、と感じ始めた最近です。
で、本題ですが、早起きしてまずテレビをつけて、皇室アルバムというプロかな?長野県の栗の菓子で有名な小布施の語源は「逢瀬」だというのをやっていました。「逢瀬」というと「人目を忍んでの逢瀬」なんてやつだと思っていましたが「川の合流点」という意味もあるのだそうで、確かにそんな字でもあります。昔の読み方だと「あふせ」だか「あうせ」だかで、韓国ファンの私は江原道のチョンソンの「アウラジ」を思い出してしまいました。こちらも「川の合流点」ということで名付けられた地名なのです。
韓国の地名も普通は漢字です。正式な地名ではないのかもしれませんが、駅名にもなっている「アウラジ」、辞書を見てみるとやはり出ていませんが由来の元とも思われる固有語として
아울리다
아우러
なんてのが載っていました。前者は「合う」とか「似合う」という意味。後者は「~に合わせ(加え)」という意味。「似合う」は어울리다だかいう言葉を前に習いましたが韓国語、아が어に置き換わる言葉がけっこうあります。前者は大きく明るく強く、後者はもっと地味、そんな話を昔のNHKハングル講座で聞いたような気もします。
長野県は渡来人が多い場所、川の合流点をさす言葉「アウラジ」と「アウセ」、「合う」という日本語の訓の意味と韓国語、もしかしたら関連があると、、嬉しいな、なんて思いました。
もうひとつ、6時からのハングル講座のテレビ、最終回ですので日本人出演者が韓国人歌手を大阪で案内する話。通天閣のビリケンさんの足の裏を触る、という表現のところで、
足の裏 발바닥
というのが出てきました。これは知っていましたけど、ここで思ったのが日本語の「手のひら」という言葉、これ、韓国語だと
手のひら 손바닥 (손=手)
と、「パダk」というのは一緒なんですよね。日本語だと手の裏、足のひら、とは言わないのに。
바닥という言葉、「裏」とかいう意味ではなく、一定のそれほど広くない面積の場所を示す言葉なのでした。だから韓国語だと足のパダk、手のパダkがあって、それぞれ、日本語の足の裏、手のひらにあたるわけです。日本語が情緒的、韓国語は直接的、そんなのかもしれません。
前にも「将軍の息子」の話で書きましたが、この「바닥」、「面積を持つ場所」ということから「鍾路パダk(종로바닥)」=「鍾路界隈」なんてふうにヤクザの縄張りを現す言葉にも使われます。普通の人はそんなに使わないみたいですが。
4月からは中国語もスタート、先行して聞いているCDはまだまだ「マー」の4通り+1の発音の違いあたりですが、シジャギパニダ、まずは始めてみないと何もできません。楽しい春です。
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