とうちゃんの自転車日記138 すぐ近くにもこんな場所があったとは
昔は「走り屋」と呼ばれた私、車に乗るのが大好きでした。車を手に入れたときは嬉しくて嬉しくて最初の1ケ月に1万キロ、3ヶ月で2万キロ走って、点検に持って行った自動車屋さんに驚かれたこともあります。自分の食費よりもガソリン代が多い、そんな時代がありました。
しかしこの3年、自転車に乗るようになってからは月に3,4回やっていた給油も1回前後。おまけに体重は15キロ減。1代目、2代目の自転車のモトは充分取れたと思います。さらに、自転車のいいのは人間に適した、優しいスピードであることとどこでも走れること、どこにでも置けることです。
車で走っていると、どうしてもすれ違い出来ないような細い道は敬遠しがちになりますし、面白そうなお寺があっても自由に駐車できないこともあります。また速度自体が速すぎるため、道端の小さなお地蔵様など、見逃しているものも多いはず。自転車って雨、雪に弱いという弱点を補って余りある乗り物だと考えています。
今回の写真は我が家の割合近く、越後石山駅の東にある小山です。この辺の地名を山二つと言いますが、そのいわれになった2つの山のうちのひとつがこれだと思います。駅の自転車置き場から裏手の出入り口(車は通れない細道です)を抜けると、1枚目のお地蔵様のお堂があります。そしてその脇の階段から山に上るとお墓やお地蔵様などが並ぶ静かな場所があります。
3枚目のような、これは観音様?ちょっと身体を色っぽくくねらせた石像、なんかいい感じでしょう? 長年、昭和50年代からここらへんは電車で、車で、徒歩でも何度も通った場所でしたが、この小山に上るのはこの時が初めてでした。お地蔵様にお参りし、面白そうな石像を探して歩き回る、、年のせいかな?、静かな楽しい時間です。
でも、名も無い石仏の自然な姿を見るのは本当にいいものです。探せばこういう民間信仰の古いもの、いくらでもあるでしょう。面白い石仏を見つけるととても嬉しい気持ちにもなります。こんなふうにデジカメをポケットに入れて自転車でポタリングしながら新潟の石仏を訪ねる趣味、私の新しい1ページになりそうです。
天気のいい休みの日に自転車で出かけてみませんか?きっと身近な場所にも面白いものがみつかると思いますよ。いい汗、かいてみましょう。
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