普通の韓国を探して2166 長項からの群山行き市内(?)バス
何度目かの錦江渡船で長項へ。長項貨物駅がまだ生きているのを確認して、さて、どうしよう?って思いました。 前は朝の6時ころから20分おきに往復していた群山=長項の渡船、今は本数が激減で、1時間半に1本くらいです。この日のうちにソウルへ戻る(ホテルに荷物を置いたままの日帰り遠足でした)つもり。長項線の汽車に新駅から乗るのも一興ではありますが昨年秋に乗っているし、ということでバスで群山に戻ることにしました。
群山とセットで何回も来ているこの長項ですが、いつも長項線でソウルやソチョン、保寧や洪城へ行っていましたのでバスターミナルがどこにあるかわかりません。あまり歩くことがなかった長項を歩いてみることにしました。ここも日帝時代に発展した町、岬の精錬所の大煙突の話は前にも書きました。ところどころで道を聞きながら歩きましたが、あまり特徴のない町です。途中、いいな!と感じたのは最後にターミナルを尋ねたおばさん、どこへ行くの?とまで聞かれ、群山、と返したらあまり本数がないのか、群山行のバスの時間が迫っていることを教えてくれました。
そんなこんなで到着したターミナル。何のことはない、旧駅から東へまっすぐ来た場所です。私が大きく川の方へコの字型に遠回りをしたようでした。ほどなく来たバスは忠清南道の長項から全羅北道の群山へ行くのですが市内バスのよう。でも、料金は行き先ごとに細かく決まっているみたい。そのへん、郡内バス的な位置づけなのかもしれません。
4枚目、走行中で、錦江河口堰を渡っているところです。
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コメント
こんばんは。
そう言えばここは市や郡どころか道境を越えている路線という意味でも面白いものですね。
似た例で橋を渡って境を越える慶尚南道の泗川市三千浦~南海郡のバスはやや高めの運賃の市内バス扱いでしたが、どちらの管轄になるかはケースバイケースのようです。
投稿: 乗後景 | 2009年4月29日 (水) 01時07分
コメントありがとうございます
これは群山の市内バスの車両ですよね。今回、いつもは船から駅へ急いで汽車で移動だった長項をそこそこ歩いてみましたが、かなり小さい町、ターミナルも小さかったです。
料金は本文に書いたようにかなり細かく行き先により違うようで、技士さん、よくわかるなとも思うし、ごまかす客もいないのだろうな、と思いました。
投稿: とうちゃん | 2009年5月 1日 (金) 07時22分