2009年5月1日 快晴 新潟空港着の韓国便も機内検疫での問診、全員の体温測定
おはようございます
昨夜帰国しました。韓国でもニュースのトップはメキシコ発の豚インフルエンザ。テジ(豚)インプルエンジャとか、テジ毒感とか言われています。それと、前大統領の検察捜査開始の話でした。
出発の朝が日本のフェイズ4発表。この時点では韓国での患者の発表もありませんでしたが、お昼頃に家内からのメールで韓国で1人、という報告。マスクに手袋、のどぬーるにのど飴、アルコール清拭ティシュー多数(機内持ち込み禁止)、新潟空港でマスクをしていたのは私一人という感じでしたが、人と接する仕事ですので周囲の人のため、自分のためにも万全を、と思っての準備でした。
すごかったのは帰りです。まず、機内で税関申告書のほか、全員に問診表が渡され、記入、署名します。嘘を書くと50万円以下の罰金とか書いてあります。さらにはターミナルについてベルト着用ランプが消えてもなかなかドアを開けません。何だろうと思ったら機内の案内でもう一度着席するよう指示があり、全員が着席したら検疫を実施、全員の体温を測るとのこと。ちょっと不満の声も上がった感じでしたがなんとか皆着席。その後3人の検疫担当者がマスクにゴーグルで機内に入り、スピードガンのような体温計測機で一人一人顔を調べます。その後問診表の回収。けっこう全員の体温を測るのに10分以上かかったかな?
一人女性が、検疫の人に連れられて先に飛行機を出て行きました。もしかしたら別室で?というやつかなと思いつつ、やっとその後皆が外で出られたのです。いつもの検疫の場所でもう一度体温カメラ測定の後入国、荷物を受取って外へ出ましたが、全員の体温を測って、その後やっと出られる、というのは初めてでした。入国の場所にもテレビカメラが入っていましたが、日常ののんびりした日本の生活とは異なる緊張した経験でした。
今朝の体温は34.7度。いつも平熱の低い→太りやすい私ですが低すぎ。35.3度とかが普通かなぁ?
黄金週間もたけなわですが、不要不急な旅行の中止も考えるべきだと、これは一科学者として感じました。個人的には今後半年くらい、できれば外国へは行かないほうが良いような気がします。
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コメント
お帰りなさい。帰国便、大変でしたね。検疫の人も大変ですけど。
>個人的には今後半年くらい・・・
いやホント、へたすると年内行けないかもなぁって思ってます。
投稿: エクスプローラ | 2009年5月 1日 (金) 08時38分
コメントありがとうございます
体温の検査が厳しいだろうなとは予想していましたがフェイズ5になって、機内に乗客を留めての検疫が行われているとは思いませんでした。
ニュースになっていませんので1人だけ先に連れて行かれた女性も幸い陰性だったのでしょう。プラスであれば同じ飛行機で同じ空気を吸っていたのですから全員のフォローが必要ですから。ただ、住所などを書いて提出したので後日また何か問い合わせ等が来る可能性もあります。
そういう防疫の仕事が日本の各国際空港でものすごく複雑になるのを避け、できるだけ国外からの侵入と国内でのまん延を防ぐには、不要不急の旅行は~というのに尽きると考えています。でも、お金を払ってしまったのがもったいないから強行するとか、そんな人も多いのではないですかね?
荷物の出るのを待っている時、動物検疫の方と話したのですが潜伏期間が明らかになっていないため、たとえば2泊3日とかの短い日程での旅行の場合、感染していてもそのままパスしてしまう可能性が高いと思います。でも、やらないよりはずっといいでしょう。
アメリカ便、メキシコ便とかではないのですが韓国で少しだけ、メキシコ帰りの人から同室の人にという人から人の伝染のケースがあるだけに、どこで感染するか、国際空港を利用する以上、可能性は否定できません。
投稿: とうちゃん | 2009年5月 1日 (金) 12時41分