すばらしい韓国の食事462 キムパプ天国괴산점のソコギキムパプ
「ソコギ」、正式には「セコギ」なのですが、牛の肉のこと、固有語です。のり巻きはじめ多くのメニューがある24時間営業の全国チェーンであるキムパプ天国、そこそこの町には必ずある感じですのでちょっと食べたいとき、とても便利です。従来は基本のキムパプ1本1000Wというのが売りでした。中で食べれば日本風テンジャンの味噌汁とキムチ、もやしなんかがつきます。流石に1000Wのだけでそんなおまけのおかずまで、というのは気が引けますが、「安く安く」の日本人はやってしまいそう。規則に反しなければ何をやってもいい、という傾向、韓国人にはあまり無い感じ、日本人のが心配です。最近は諸物価高騰のため、店によっては1500Wになりましたが、それでも安い、手軽な食事です。
1枚目、なんか看板が違う感じですがケンチャナヨ。これは忠北ケサン(괴산=クェサン)という町の店です。2枚目は作る様子。「即席」という言葉、韓国語では「注文を受けてからその場で作る」という意味。ただし忙しい時間に備えての基本のキムパプの作り置き、少しはやっていますがこれもケンチャナヨでしょう。基本のやつ以外はその場で作るのが普通です。 3枚目が包装で持ち帰りのやつをバスターミナルでの待ち時間に食べ始めたところ。基本の具の他に煮込んだ牛の肉が入っています。安いメニューですので豪州かニュージーランドの輸入肉。ちょっと草を食べて育てた牛肉のくさみがありましたが、お腹がすいていたので美味しかったです。キムパプ1本、案外軽い食事ですので、バスに乗る前、車中のおやつ、そんなのに適切な量です。
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コメント
こんばんわぁ〜
キムパプ天国大好きです〜!
ん〜今すぐにでも食べたい。
ビール持ち込みOKで友達が感激してました(笑)
投稿: sylvian | 2009年5月 8日 (金) 20時44分
コメントありがとうございます
キムパプだけでなく、何でもあるんですよね。基本24時間営業というのも嬉しいです。酒は置いていないんでしたっけ? ケンチャナヨのいい部分でしょうね、酒持ち込みオーケーも。どこの店でも、とはいかないかもしれませんが。
昔から思うのに「全メニュー包装可能」ということ。いったいどんな容器があるのか?興味があります。
投稿: とうちゃん | 2009年5月 9日 (土) 07時13分
昔ムグンファ号で木浦に向う時、いきなり車内販売が現れキンパtプ売りアジョッシが
駅弁よろしく売り始めたのを、懐かしく思い出しながら読ませていただきました。
本格的キンパtプを食べようと、忠武まで出かけて食べましたが、あまりにもの
シンプルさに驚いたこともありました。w
おまけに、地元警察交番に道を尋ねた所、不審なチョッパリと思われて、暫らく
職質を受けたりと、、好い旅の思い出でもあります。
キンパtプや粉食のウドンなどは、地方色が出るファーストフードですね。
投稿: kelly | 2009年5月 9日 (土) 09時15分
コメントありがとうございます
汽車の中のキムパプ、3000Wだったかな?何度か食べていますが、なかなかおいしいですよ。あまり遠くへ行っては困るのでムグンファ号で行ったり来たり、一応公式の業者なのだと思います。その口上、前にここで紹介したことがあります。韓国の人はあれを聞くと旅情が刺激されるのでしょうね。日本だと「べんとぉ~」の連呼が普通ですが。
忠武、統営、プサン行きの便がない当地からは、行きにくく、まだ行ったことがありません。ソウルのチュンムキムパプは食べましたが、やはり元祖が美味しいのでしょうか。すっぱいのが苦手な方なのであのイカはあんまり。普通のキムパプのできたてで充分美味しい私です。
投稿: とうちゃん | 2009年5月10日 (日) 07時08分
亀レスすみません。
>韓国の人はあれを聞くと旅情が刺激されるのでしょうね。
最初聞いたときは何を言っているのか??でした。独特な言い回しなので
何を売っているのか分かりませんでした。 w
忠武へは、木浦へ行ったついでに市外バスを乗り継いで行きました。
今は無き忠武ビーチホテルに泊り、フロントで紹介された近くの食堂で
夕食代わりに食べたのですが、素の海苔巻きで一口サイズが盛られて
キムチが何種類か付いて、安かったと覚えています。
帰りは、これも今は無きエンゼル号で三千浦を経由して麗水まで行き
市外バスで木浦に戻りました。
キムパプに限らず、海岸伝いで食べた食べ物はどれも美味しく、リーズナブル
でした。如何せん木浦のフェは高すぎますが、、
木浦の旅館の親父に云わせれば、地元民は大黒山島などへ出かけて、安くて
美味しいフェを食べるのだと教えてくれました。
行ってみたかったのですが、残念ながら師走の海は荒れていて、フェリーが
暫らく欠航していて行けませんでした。
投稿: kelly | 2009年5月12日 (火) 22時44分
コメントありがとうございます
80年代の末にアメリカで李準圭先生とお会いして韓国に興味を持ち、会話集だの、ガイドブックだの買い集めました。行ったことなかったのに、韓国への興味が膨らみます。どのガイドブックにも出ていたのがエンゼル号。残念ながら90年代中盤くらいだったでしょうか?運行をやめてしまいましたが、多島海を走る高速船、バスよりも鉄道よりも速いというのが売りだったと思います。乗ってみたかったなぁ。
木浦のフェと言えば、ここでも何度か紹介していますが、始めたばかりの項、初めて木浦へ行った時に食べたサンナクチの写真があります。1人で小皿で40000W。今思えばボられたような気もしますが、カンペのお兄さんに親切にしてもらったのとともに懐かしい思い出です。韓国の地方、その場所ごとに情趣があり、飽きることはありません。
投稿: とうちゃん | 2009年5月13日 (水) 07時53分