すばらしい韓国の食事464 ソウルでアワビのぶつ切り
最近のソウルの宿は清涼里が多い私、行く度にロッテデパート清涼里店の地下食品売り場を見に行っていますが、しばしば見かけるのに小ぶりながら鮑4つで10000Wとか12000Wのパックがあります。今のレートだと700円で4つ、デパートとはいえやはり安いです。一度しゃもじ(丸っこいへらで、ずらすようにして貝から身をはがします)を持って行って醤油で丸かじりをやりたいなと思っていました。
夕方、飯の前に行ってみると8センチクラスが4つで12000Wのやつ、10000Wでいいよという売場の兄さんの言葉。殻から伸び出すように身が伸びてて活きも問題なさそう。思い切って3パック買って鐘岩洞の行きつけのホプへ持って行きました。
2つは土産(アジュマが2人でやっています)、一つを適当に切って醤油をくださいと頼みました。本来はチキンとキングクラブ(タラバガニ)がメインの店ですが、クヮメギだの、ホパだの、こちらが食べたいものを持ち込んでも快諾してくれるのが行きつけの店のいいところ。早速ぶつ切りでいただきました。醤油と、これでも食べてみてと言われて出されたのがごま油と塩、レバ刺しみたいですが、なかなか美味しかったです。甘めの韓国醤油よりも合っていたかも。市場とか漁港の直販場だともっと安いのでしょうね。計算は生ビールと焼酎の分だけです。まぁお土産もありましたしね。
余談ですが、先日格浦の直販場のアジュマから教えてもらいました。殻の色が緑っぽいのは養殖のものだそうです。餌(人工飼料)の関係でそうなるのだとか。そういえば佐渡あたりで放流する稚貝も緑色の殻が多いような気もします。放流後には海で自然の海藻を食べて大きくなるのでしょうが、巻きの中心に近い緑の色がついた部分はそのままなのかもしれません。養殖、放流鮑は殻の中心付近などが緑色、勉強になりました。
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