普通の韓国を探して2206 群山=長項渡船の売票所(群山側)
渡し船の後部甲板2階の展望デッキ(?)からの1枚です。港の大通りから刺身屋、干物屋などの並ぶ通りを錦江の岸壁へ。左へ行けば群山フェチプを中心とする刺身屋村と渡船乗り場の浮き桟橋の入口。右の角、こちらからだと左になりますが写真中央の白っぽい2階建ての建築が渡船の切符売場、売票所です。昔、90年代には米の積み出しに使ったと思われる貨物線の線路も残っていた記憶がありますが、それもすっかりなくなっていました。「倭色」もどんどん薄れつつある群山です。
昔は多くのお客さんで賑わったであろうこの渡し船。河口堰の橋の開通、鉄道の連結で、本当に利用客が減ってしまったようです。切符売場も立派な建物だし、船も広い船室の他に、後部にはデッキもあり、100人以上は乗れそうなのに、前にも書いたようにこのときは客が3人、船の乗務員が2人、売り上げは6000Wということになり、大赤字でした。
余談ですが韓国でも赤字という言葉があります。音読みで「チョクチャ」。中国にはあるのかな?それとも、日帝時代の日本漢字語の名残でしょうか?
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