すばらしい韓国の食事486 부산시 남구 대명동でアグチム
韓国人は名刺が好き。あげるのも、もらうのも、頻繁なように思えます。私の関係だと美容室やこんな食堂でも計算台(レジ)のとこに緑色のつまようじとかハッカ飴なんかとともに名刺が置かれています。 大抵はもらって、日付、食べたもの、一緒に食べた人なんかをメモするのです。
で、今回は釜山広域市南区デヨン3洞の광명집という店のアクチムです。UN墓地公園のそばにある店で、かなり人気のよう。周囲にはあまり飲食店は集まっていない場所ですがこの店だけは車もお客さんもたくさん、そんなでした。メニューはアクチムともう一つ、マダラの頭の部分なんかをアグチムみたいに野菜と一緒に辛い蒸し煮にしたポルチム(뽈찜)というのが名物のようです。どちらも骨のある魚の身を使った料理、1枚目の写真のようにテーブル上にはおおきな模造紙。片付けが楽なようにという工夫で、韓国だとやはり魚系の料理の店でよく見られるやり方です。
2,3枚目がそのアクチム。2人だったので小(25000W)でしたが、とても量が多く、あまりは結局包装にしたもらいました。ちょっとスパイシーな味で、桂皮(계피)の香りなんかが感じられました。しかし食べ始めて気付いたのですがどうせなら初めてのポルチムにすればよかったかな?なんて反省。隣の席のそれ、でっかい頭のあちこちに別れてついてる肉屋や脳、舌、皮、そんなのが美味しそうでした。新潟の名物にスケソウダラの料理があります。煮付けにしたり、たくさん獲れる現地では韓国式のスユクみたいなのもあるし、鍋にもするし。そんな中で、食べにくいけど美味しいのがやはり頭ということになっているのです。 私は自称魚博士、食べるのも上手ですので、韓国のポルチム、いつかはトライしてみたいものです。
釜山大の先生との食事でした。
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コメント
お世話様です。
なつかしい言葉を見つけて、ついコメントを付けてしまいました。
“模造紙”です。私の周りでは漢字はわかりませんが皆“たいようし”と呼んでいて、
なかなかお目にかかれなかった言葉です。
新潟に来てからのほうが長くなりましたが、
やっぱり子どもの頃覚えた言葉を引きずっているようです。
投稿: mizue | 2009年10月 1日 (木) 10時43分
コメントありがとうございます
私が小学生の頃は、東京でしたが模造紙というのが一般的でした。しかし模造という言葉もあまり意味が通りませんね。まぁ、世の中そんなことたくさんあるのでしょう。
このコメントの前のコメントを打っていて思ったのですがMIZUEさんの故郷である群馬の西部、渡来人関係の遺跡、神社なんかがたくさん。またゆっくり見て回りたいと思っています。
投稿: とうちゃん | 2009年10月 2日 (金) 12時04分
ソウルのアグチムとの違いはどうでしたか?
肝と緑の葉っぱ(カワミドリ)が入っているのがプサン式とのことでしたが。
投稿: エクスプローラ | 2009年10月 5日 (月) 07時50分
コメントありがとうございます
あまり違いは無いように感じました。ご覧のとおり、コンナムル(豆もやし)中心で、セリ(ミナリ)が入ってて、後はおなじみミドドクにアンコウの身肉、皮とか。
ソウル他でもそうですが、アン肝は韓国の人、特に好きでないようで、中国産の冷凍アンコウ。肝臓だけ日本、残りは韓国が買っているというのは本当じゃないかと思います。
ともあれ、2人でのチャンス、初めてのポルチムがやはり正解だったかもしれません。
投稿: とうちゃん | 2009年10月 5日 (月) 12時06分