普通の韓国を探して2542 ソウルブルーバス(幹線市内バス)261番
261番、262番、清涼里、新設洞方面から東大門を経由して乙支路に入り、麻浦からヨイドを経て永登浦方面へ走るバスだったと思います。 最近よく泊まるようになった清涼里から麻浦のマポオクに朝飯を食べに行く時によく利用します。
道路も広いけど車も多いソウル、左折ができない交差点もたくさん。バスもタクシーも普通の車も結構な迂回をしないといけない交差点がたくさんあるということです。この261番も東大門のロータリーは直進。鍾路5街近くまで行って右折、右折、そして東大門ロータリーに北から入る道に行き、直進で東大門運動場方面へ進み、乙支路を右折です。
なんか写真の添付がおかしくなってしまいましたが、1,4,5,6,7枚目がその迂回する部分の写真。荷物運びのバイクがたくさん集まっている問屋街を渋滞しながらぐるりと回るのです。急いでも意味はないし、座っていれば楽ちんですので、のんびり外の風景を楽しむ、そんな時間になることが多いです。
面白いのは、本当は7枚目になるはずの1枚目。やけに大きなロール状の綿の入った布地を運ぶところ。最初は何だかわかりませんでしたが、キルティング地の材料、これを縫製して厚いキルティングのジャンパーとかコートを作るのでしょう。軽いのでかなりかさばる荷物になります。
知人に東大門市場を語るとき、狭義には、軽工業関係の諸材料の総合市場だと説明します。昔から韓国の経済を支えていた衣服などの製造。今は安い中国製が溢れる韓国ですが、流行のものを素早く作って売るというシステムはまだ残っています。ソウル旧市街にもそんな縫製工場がまだまだ沢山あります。毎日アジュマたちがミシンで縫い続ける、そんな小さな工場、そんなのもソウルの風景の一つです。
順番は2が最初で、7の次が1、そんなふうにご覧ください。
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