すばらしい韓国の食事530 모란시장でオリコギ(オリロース)鉄板クイ
4と9の日に城南市に立つ牡丹(モラン)市場、何度も行っています。残念ながら昔の行きつけだったトンテジバーベキュー(豚直火丸焼き)の店はなくなっていましたので、別の店を開拓、ちょっと細身のお姉さんとアジュマがやっているオリクイの屋台に行ってみました。オリ=あひる、クイ=焼きもの、鶏肉よりも脂が少ないアヒル肉、健康にいいという理由からも人気がある韓国です。オリ黄土クイ、燻製の紹介は前にやりましたよね。
このモランシジャンの屋台、全部がそうではありませんが焼き肉というか内臓肉の鉄板焼きの類はたいていは「スルカプマン(酒代だけ)」です。通常は3000Wで売っている焼酎、マッコリ、このモラン市場では1本5000W。その代わり、つまみの肉だのは食い放題というわけです。豚の内臓の店が中心ですが、こんなオリコギの店もあります。
4枚目の表示は「オリロース・コンチャ」、コン=空という意味で「無料」ということ。「無料」という漢字語もありますが、「コンチャ」という言葉もごく一般的です。「無料ですか?」=「コンチャヨ?」もしくは「コンチャィエヨ?」です。
大きな鉄板で焼きながら出てきた脂は大きなへらで鉄板の隅にある脂抜き孔に落として、焼きあがると客の前に適量移動してくれます。肉の他、手羽、またスナギモとかハツなどの内臓も焼いてくれます。アヒルの手羽、3枚目に写っていますが、案外細く食べるところは少なかったですが、人気の部位のよう。途中、市場の売り手の方だと思いますが、配達を頼みに来たアジョシ、「俺は手羽(ナルゲ)が好きだからそこをたくさん頼むよ」と言っていました。たぶん商売の合間に焼酎とアヒル焼きを楽しむのでしょう。K-サランさんのブログでもそんな記事がありましたが、五日市、客も売り手も楽しいハレの日なのでしょう。
午前中から露天の屋台で楽しむ焼き肉とマッコリ、これぞ韓国行きの醍醐味です。ソウル初心者でも地下鉄で行けます。前に紹介した民俗芸能ショーであるヨッジャンス見物も楽しいです。ソウルしか知らないのは本当につまらないと思いますよ。
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コメント
ずっと前から見させていただいていました韓国初心者です。
いつも、いろんな写真を見せていただいて、
「自分もいつかそんな楽しい旅ができたらいいな」
と思っています。
今回、初めて韓国に行き、ソウルから義王まで行ってみたのですが、
ソウルからちょっと離れると違った楽しみがあるというのは、
今回本当に実感しました。
もっといろんな韓国の楽しみを知りたいので、
これからもがんばって勉強しようと思っています。
投稿: ぽこちゃん | 2010年4月17日 (土) 14時37分
初めまして コメントありがとうございます
韓国語を勉強しておられるとのこと、嬉しい限りです。
ラジオ講座、テレビ講座、私も90年頃から毎年、4月号、5月号、6月号、くらいまで、、、で、7月頃脱落、そんなのを繰り返しました。テキスト代がもったいなかったなぁ。
今でも記念にたくさんのNHKのテキスト、自宅の本棚にありますよ。
大事なのは好きになることと、続けること、前者は大丈夫そうですので、ゆっくりでも、何年かけてでも、上手になって行きましょう。私も今もそんなつもりです。また見にいらしてください。よろしくお願いします。
投稿: おとう | 2010年4月17日 (土) 16時57分